福島千里、日本選手権出場が絶望的に…参加標準記録突破できず「ちょっと考えられない」

タイムが伸びなかった福島千里は、自身が走った「8」レーンのゼッケンをおなかにあて厳しい表情
タイムが伸びなかった福島千里は、自身が走った「8」レーンのゼッケンをおなかにあて厳しい表情

◇陸上 富士北麓ワールドトライアル(6日、山梨・富士北麓公園陸上競技場)

 女子100メートル2本目で、日本記録保持者の福島千里(セイコー)は12秒27(追い風1・3メートル)の3着。目標としていた日本選手権(10月、新潟)の参加標準記録(11秒80)を突破できず、出場が絶望的になった。「受け入れてはいますけど、日本一を決める土俵に立てないのは実業団の選手としてちょっと考えられない」と目を潤ませた。

 両アキレス腱痛からの完全復活を目指す女王。今季は、12秒を一度も切れずに試行錯誤が続く。「痛みはないけど、逃げる走りがどうしても癖になっている」。けがの痛みは癒えても、好調時の走りを取り戻すプロセスは険しい道のりが続く。「痛みをなくしてくれたトレーナーの方には感謝している。この後は、自分がどうけがを克服するかということ」とうなずいた。

 今年の日本選手権は、東京五輪予選期間の対象外。来夏に延期された大舞台を集大成に思い定め、今後も戦いを続ける。「まだシーズンが終わったわけでも、東京五輪が終わったわけでもない。サポートしてくれる人に相談して、ベストを尽くしたい」と自らを奮い立たせるように話した。

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