【中日】苦労人・木下雄介がプロ初セーブ…右肩故障で駒大中退 父の死 左足首手術乗り越え

スポーツ報知
プロ初セーブを挙げた木下雄

◆JERAセ・リーグ ヤクルト1―3中日(5日・神宮)

 最後は150キロの剛球で山崎を空振り三振に仕留めた。育成出身の4年目・木下雄がプロ初セーブを挙げ、4時間超えの死闘を締めた。相手のミスで2点を勝ち越した延長10回にマウンドへ上がり1回無失点。「とにかくチームがリードした状態で試合を終わらせようと思っていた」と胸を張った。

 苦難の連続だった。右肩の故障で駒大を中退後、アルバイト生活を経て、四国IL・徳島入り。16年育成ドラフト1位で中日に入団すると、18年3月に支配下契約。しかし、19年7月に父・隆さんが予期せぬ交通事故で他界。さらに困難は続き今春の1軍キャンプでは練習中に左足首を負傷し、手術も行った。その後は、2軍で懸命なリハビリを行い1軍へ戻ってきた。

 この日、クローザーに指名した与田監督も「木下雄を行かせようという投球をしてくれていた」と理由を説明。波乱万丈を乗り越え苦労人がやっと輝いた。(長尾 隆広)

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