岸田文雄政調会長、イメチェン「キッシー」の内なる闘志…担当記者が見た

自身が応援している広島のユニフォームを着用しインタビューに答える衆議院議員・岸田文雄
自身が応援している広島のユニフォームを着用しインタビューに答える衆議院議員・岸田文雄

 安倍晋三首相(65)=自民党総裁=の後継を決める自民党総裁選(8日告示、14日投開票)に立候補する岸田文雄政調会長(63)=衆院広島1区=が5日、自民党本部でスポーツ7紙の合同インタビューに応じた。

 「まじめ」「物静か」世間のイメージ転換を図るべく、岸田氏が打ち出したのが、自身の愛称「キッシー」キャンペーンだ。4日には記者団に対して「そう呼んでもらえればありがたい」とアピール。最近では自身のツイッターでも「#キッシー」を付け投稿している。

 そうは言っても“党三役”の政調会長を相手に「キッシー」なんて失礼じゃないか…。でも、もし呼んでみたらどんな応答をするのか…。この日の取材では、失礼を承知の上で「キッシーとお呼びします」と言ってみた。すると、「ふふ、どうぞどうぞ、いいですよぉ~!」と満面の笑み。「キッシーと言うのは国会議員になってからのあだ名で、若い頃に同期で飲みに行って懇親を深める中で呼ばれるようになったんです」と明かしてくれた。

 最も“キッシー”の素を見たのは、1975年の広島のリーグ初優勝の瞬間を後楽園球場で見た当時を振り返った時だ。誇らしげに熱弁し、マスク越しでも口元が緩んでいることが分かる。球団創設26年目にしての悲願達成だったが、自身は今年で初当選から27年目を迎える。取材の最後には、カープの歩みになぞらえて「人生まだまだ何があるか分からない」と自身に言い聞かせるように話した。内に秘めた闘志が伝わってきた。(奥津 友希乃)

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