◆プロ志望高校生合同練習会(5日・東京ドーム)
日本高野連と日本野球機構(NPB)が主催する「プロ志望高校生合同練習会」は、東日本から41人が参加。フリー打撃では、東海大甲府(山梨)の渡部海夢外野手が、青藍泰斗(栃木)の石川慧亮外野手と並んで最多タイとなる2本の柵越えをマークした。
渡部は左打ちの強打者で、今夏の県大会決勝(対山梨学院)では、右翼場外に運んだ長打力が最大の武器。視察したスカウトからも「バッティングに関しては今回の参加選手の中で一番いいのではないか」との声も聞かれるほどだ。
初日を終えた渡部は、NPBを通じて「プロ志望届を出して、結果を出さないと、というプレッシャーを感じながら緊張感があった。自分の持ち味は伸びる打球で、今日は自分のスイングができ、スタンドインできたのはよかった」とコメントした。