KAT―TUN・中丸雄一、今だからこそ「無謀なことにも挑戦していきたい」〈インタビュー前編〉

johnny’s
johnny’s

 KAT―TUNの中丸雄一(37)が約1年半ぶりに挑む一人舞台シリーズの第4弾「中丸君の楽しい時間4」が、5日に大阪・サンケイホールブリーゼで開幕する(大阪公演は8日まで、15日~10月4日に東京グローブ座)。コロナ禍で演劇界も大きな影響を受ける中、無事に開幕を迎える心境や、コロナ禍の今だからこそ新たなアイデアに考えを巡らせ「無謀なことにも挑戦していきたい」と力を込める。来年にKAT―TUNのデビュー15周年を迎える思いも語った。(畑中 祐司)=紙面未収録インタビューを加えた完全版前編=

 一人舞台の開幕前日の4日は、中丸の37歳の誕生日だった。だが、バースデーを満喫する余裕はなかったようだ。

 「開幕までの1週間が地獄なんです。もうシリーズ4作目。いつも通りっちゃいつも通りで、今までも経験しているんですけど、いつも直前になると急にネガティブな思考になる。作っている時は、自分でも面白いなって思いながら作っているけど、だんだんと不安になってくる。これ、本当に面白いのかな…って」

 実際に観客の反応に触れるまで、その不安は拭えない。また今回は、新型コロナウイルス感染予防対策として、客席は収容人数の50%以下に抑えての開催となる。

 「これは本当に蓋を開けてみないと分からない。客席も半分だけれど、ルールというか、ロビーとかでも極力、会話は控えてくださいというふうになる。客席でも必要以上に大きい声を出しちゃいけないということにもなる。だから、実際にやってみて、どういう反応になるのか全く想像がつかない」

 いつも以上に不安を募らせているが、もちろん不安ばかりではない。構成・演出も手掛けるセルフプロデュースで「やりたかったことを全て盛り込んだ“楽しい時間”」をコンセプトにした公演。今の状況を踏まえた上で取り入れた“新兵器”があるという。あたかもその場に居合わせたかのような臨場感を再現する「バイノーラルマイク」を使った演出だ。

 「耳の形をしていて、耳をホジホジすると、つけている人の耳もホジホジされている感じになったり、塞いだり、片方から話しかけたりしたら、その通りに聞こえるとか。そのマイク自体は結構前からあったけど、舞台で取り入れているケースはあんまりないみたいです。会場に来てくれた方には、イヤホンをみんなに配るんですが、最後の2コーナーはイヤホンをつけて見てもらうようになります」

 今回、収容人数は減るが、公演の配信を行うことも決まった。「バイノーラルマイク」は、来場できない多くの人も見られる配信でも効果を発揮する。

 「ご自宅で見られる方も、イヤホンはあると思う。そこの音の部分は配信で見ても、会場にいるのと同じようになるはず。その辺は今回のチャレンジ」

 シリーズを重ねるごとに試行錯誤を繰り返してきた。その中で、前回取り入れた「ブラホック外し」は封印する。テレビ番組の企画で“習得”したテクニックで、スタッフの勧めで取り入れたが、昨年の苦い記憶を振り返る。

 「前回の公演を(メディアで)取り上げてもらう時、個人的には一番労力をかけていろんなテクノロジーを使った最後の映像コーナーを見てほしい気持ちがあったけど、9割方が『ブラホック外し』のことが取り上げられていた。キャッチーだし、当たり前だけど、そこまで考えが及ばず、失敗したと思っています(苦笑い)。なので…」

1 2

芸能

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請