東京五輪組織委・武藤事務総長「コロナ感染症を克服しての開催が五輪の原点」

五輪マークと国立競技場
五輪マークと国立競技場

 政府は4日、来夏に延期された東京五輪・パラリンピックに向け、新型コロナウイルス対策を検討する調整会議の初会合を首相官邸で開いた。東京都や大会組織委員会と連携し、入国する選手らの水際対策や日本国内の移動に関するルールなど安全に大会を運営するための具体策を協議。数回の会合を経て年内に中間取りまとめを示す。

 組織委員会の武藤敏郎事務総長は会議後に都内で取材に応じ「今月中にアスリートへの対応をどうしたらいいかが話題になる。第2回はアスリートの入国管理や輸送に関して。第3回は10月になると思うが、選手村や競技会場における感染対策。第4回は10月下旬に大会関係者の感染対策、関係自治体における対応。第5回は11月になると思うが、観客の感染対策を検討している。11月下旬から12月にかけて年内に取りまとめていただきたいと私の方から申し上げた」と今後の展望を語った。

 冒頭のあいさつの最後は「ちょっと脱線しますが…」と、ギリシャの古代五輪の話に。「戦争ばかりしていたギリシャで平和を祈念して古代五輪が実施された。当時のギリシャ人も感染症にかなり苦労していたようで、平和と感染症を克服するために五輪を行うと、神託を受けたというのが古代五輪の始まりだと言われている。時代は違って、現代ではコロナ感染症を克服して東京大会を開催するのが、五輪の原点だとさえ、私は思っている。調整会議で議論を重ねて年内一定の成果を示して、国内や海外のアスリートからそこまでコロナ対策を取ってくれるのであれば、来年夏の東京大会は安全、安心だねと実感いただけるように努めていきたい」と力説した。

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