2次予選初出場の島津製作所 履正社でセンバツ準Vの溝田が先発し8回途中4失点

8回途中まで4失点と粘投した島津製作所の溝田
8回途中まで4失点と粘投した島津製作所の溝田

◆都市対抗野球大会近畿地区2次予選 ▽1回戦 パナソニック4―3島津製作所(3日・わかさスタジアム京都)

 都市対抗野球の近畿地区2次予選に、現行の予選方式となった2012年の83回大会以降初めて出場した島津製作所(京都市)は、本大会に7年連続53回出場しているパナソニック(門真市)相手にあと一歩のところまで迫ったが、敗戦となった。先発した溝田悠人(23)は履正社高2年時の14年にセンバツ準V投手となったルーキー。7回2/3を4失点と粘り強い投球をみせ「2次予選の先発はうれしかった。試合前は0を目指していたが、点差を離されないように意識しました」と光る汗を拭った。

 履正社高から同志社大に進学した溝田は、2年の春に左足首のじん帯を断裂。「野球を辞めて就職しようと思っていた」という右腕のもとに、島津製作所からの誘いが舞い込んできた。それまで会社名も知らなかったという溝田だが、「他の会社とは違って、仕事がメインだということに魅力を感じた」と入社を決意。母校の岡田龍生監督(59)に「一社会人の選択として正しい」と激励を受けたことも後押しとなった。

 島津製作所で全体練習が行われるのは土日のみ。平日は営業職として高額な医療機器を取り扱うなど業務に励んでいる。「(仕事は)初めて知ることばっかり。ついて行くのに必死です」と苦笑いしつつ、「先輩は優しくて、会社に行くのは楽しい。やりがいを感じています」と明るい表情を浮かべた。

 「野球をやるからには、いずれ本大会に出場したい」と次なる目標を掲げた溝田。新たな環境で、仕事も野球も全力投球を続けていく。

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