グラビアでも活躍した女優の階戸瑠李(しなと・るり)さんが28日に急死したことを31日、所属事務所が公式ホームページ(HP)で発表した。31歳だった。
HPでは「自宅にて持病による発作が起き、本人と連絡が取れないことを心配したご家族が、自宅を訪問し発見された次第です。(元々、てんかんを少し有しておりましたが、現在確認中となります)」と報告。「警察からも、事件や自殺の可能性はないものと判断されています」と説明している。階戸さんは前日の27日までSNSで元気に投稿を続けていた。
石川県出身。上智大卒業後にグラビアの仕事を始め「ミスFLASH2013」としても活躍。女優転身後はNetflix「全裸監督」などの話題作で存在感を放った。8月16日放送のTBS連続ドラマ「半沢直樹」の5話にも出演。帝国航空再建案流出のカギを握る企業「丸岡商工」で留守番中のやる気のない事務員・北川役を演じ、話題を呼んでいた。所属事務所によると、女優業は順調そのもので「今後も大きな仕事が1、2本決まっており、本人も前向きに取り組んでいた」という。葬儀、告別式は遺族の意向で、親族のみで執り行う。