【阪神】希代のクローザー・藤川球児の歩み…中学では女優の広末涼子も同学年

藤川球児
藤川球児

 阪神は31日、藤川球児投手(40)の今季限りでの現役引退を発表した。谷本修球団本部長(55)がオンラインで取材に応じ、「藤川球児選手から今シーズン限りでの現役引退の申し出を受けまして、球団としてはそちらの方を了承いたしました」と語った。

 ◇阪神・藤川球児の歩み

  • 球児とは同じ中学の同学年だった女優の広末涼子
  • 球児とは同じ中学の同学年だった女優の広末涼子

 ▼1980年7月21日 高知市に生まれる。父が前日に草野球で無安打無得点試合を達成したことから「球児」と命名。同市立城北中学では女優の広末涼子も同学年。

 ▼1997年 高知商2年夏の甲子園に右翼手兼投手で出場。2回戦で平安(京都)敗れたが、兄・順一と兄弟バッテリーを組んだ。大会後の高校日本代表に選出。

 ▼1998年12月22日 ドラフト1位で阪神に入団。入団会見で、10年後を問われ「優勝は3回ぐらいして、1回はボクが胴上げ投手だと思います」と“ビッグマウス”。

 ▼2000年3月31日 横浜戦(横浜)でプロ初登板。2番手で2回無失点。

 ▼2002年7月21日・横浜戦(横浜) プロ初先発で4回2失点。

 ▼同9月11日・ヤクルト戦(神宮) 9度目の先発でプロ初勝利。「長かったです」

 ▼2005年4月6日 広島戦(広島) プロ初ホールド。「JFK」の一角として大ブレイクし、この年、53ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手の初タイトル。

 ▼同9月29日 リーグ優勝を決めた巨人戦(甲子園)の7回に登板して、シーズン79試合登板のプロ野球新記録(当時)。優勝を決めた瞬間、胴上げ投手の久保田と抱き合って号泣。

 ▼2006年3月 第1回WBCで優勝。4試合で0勝1敗、2回2/3で4安打1失点(自責0)。

 ▼同7月4日 横浜戦(京セラD)で2リーグ分立後の新記録となる35試合連続無失点。「(無失点を)続けることは一つのモチベーションにはなっていますけどね」。記録は38試合まで伸ばす。

 ▼同7月12日 広島戦(甲子園)で連続イニング無失点を47回2/3とし、小山正明の47回を抜く球団新記録。歴代7位。「すごい選手ばっかりの記録ですから、今は夢の中にいるようです」

 ▼同7月22日 球宴第1戦(神宮)でカブレラに握りを見せての予告ストレートで空振り三振。小笠原も空振りK。「シーズン中と変わらなかったでしょ」

 ▼2007年8月3日 ヤクルト戦(甲子園)で球団新記録の28S。9回2死三塁で振り逃げと思われたが、打者・田中浩が一塁に走らず。「ツイてるわ~。マジメにやってたらエエことある」

 ▼同9月10日 巨人戦(東京D)でリーグタイ記録の10連投。「おもしろかったよ!」

 ▼同10月3日 ヤクルト戦(神宮)でプロ野球タイ記録の46S。ウィニングボールは勝利投手の上園に渡し「だって、タイ(記録)でしょ」。初の最優秀救援投手のタイトルを獲得。

 ▼同12月13日 契約交渉の席で、ポスティング制度による米大リーグ移籍の希望を初めて表明。「気持ちを抑えきれなくなった。ウソをつきたくなかった。気持ちだけは伝えないと、野球を続けていけないと思った」。球団は容認せず。

 ▼2008年4月23日 中日戦(ナゴヤD) 球団新記録の11試合連続セーブ。「プレッシャーはなかった」

 ▼同8月 北京五輪出場。 ▼同9月25日 横浜戦(甲子園)で通算100セーブを達成。「タイガースが強いから」

 ▼同10月20日 CS第1S中日戦(京セラD)のウッズに11球オール直球勝負も、決勝2ランを浴びてCS敗退が決定。勇退する岡田監督と握手して涙。「最後にとてつもなく迷惑をかけた」

 ▼09年3月23日(米国時間) WBC優勝。準決勝、決勝で出番がなかったが「勝てて良かった。野球は一人でやるものじゃないですから」

 ▼2010年8月14日 ヤクルト戦(京セラ) 球団記録更新の4年連続20S。

 ▼同9月5日 広島戦(マツダ)で通算150S。打ってもプロ初タイムリー。「(打席で)何もしないよりはおもしろいでしょ」

 ▼2011年8月28日 ヤクルト戦(甲子園)で通算500試合登板で、史上6人目の3度目の30S。

 ▼同10月21日 横浜戦(甲子園)の史上2人目の2度目の40S。シーズン41Sで2度目の最多セーブ賞。

 ▼2012年4月11日 広島戦(マツダ) プロ野球5人目の通算200S。

 ▼同11月8日 海外FA権の公使を表明。

 ▼同11月20日 自身もドナー登録する骨髄バンクへの支援や、不登校児の公式戦招待などの活動が評価され、報知新聞社制定「ゴールデンスピリット賞」を受賞。授賞式では、甲子園の始球式に招待した中学生からの祝福と感謝の手紙に号泣。

 ▼同12月7日 2年総額950万ドルで米大カブスに移籍。入団会見でユニホームに袖を通し「(阪神と同じで)やっぱり縦じまか」。

 ▼2013年4月1日・パイレーツ戦(ピッツバーグ) 2点差の9回2死一、二塁で登板し、中飛に抑え、日本人初のメジャーでのデビュー戦セーブ。投じた2球はともにツーシームで「違う野球をするということ」。

 ▼同5月27日 右前腕部の張りで2度目の15日間の故障者リスト(DL)入り。

 ▼同6月11日 右肘の通称トミー・ジョン手術。

 ▼2014年8月6日 ロッキーズ戦(デンバー)で437日ぶりの復帰登板で1回無安打無失点。「(リハビリを乗り越えたことに)人生にはもっと大変なことがある」

 ▼同10月30日 カブスが来季契約オプションを破棄。FAに。

 ▼同12月16日 レンジャーズと年俸100万ドルプラス出来高払いで1年契約。「健康であれば、できる自信がある」

 ▼2015年3月31日 カブス戦(オープン戦) 1/3回で5失点。右股関節を痛めた。

 ▼同4月6日 15日間のDL入り。

 同5月14日 ロイヤルズ戦(アーリントン)で移籍後初登板で1回無安打無失点。「毎日が勝負」

 ▼同17日 レンジャーズから戦力外通告。

 ▼同6月1日 四国アイランドリーグplusの高知に入団。無報酬。8日の会見で「純粋に僕と妻が高知県出身だから。高知の野球人口も減っていたので」

 ▼同8月6日・徳島戦(高知市営) 初登板で先発したが、先頭打者への頭部死球で危険球退場。

 ▼同7日 愛媛戦(高知市営)に3番手で5回1安打無失点、12奪三振で初勝利。

 ▼同11月14日 阪神と2年総額3億円で契約合意。24日の会見で、涙ながらに「グラウンドでいつ倒れてもいい覚悟ができている」

 ▼2016年4月3日 DeNA戦(横浜)で6回2安打無失点で、4580日ぶりの先発勝利。

 ▼同5月18日 中日戦(甲子園)の9回を三者凡退で4年ぶりの日本でのセーブ。「みんなが疲れた時のために僕がいる」

 ▼同7月26日・ヤクルト戦(甲子園) 日米通算1000奪三振。

 ▼同8月28日・ヤクルト戦(甲子園) 日本通算600試合登板。

 ▼2017年4月6日 ヤクルト戦(京セラD)で延長10回から2イニングを無失点。NPB通算155ホールドポイントで球団記録を更新。

 ▼同5月30日 NPB史上最速となる771回2/3イニングで1000奪三振を達成。

 ▼2018年9月5日 広島戦(マツダ)で球団史上最多の701試合登板を達成。

 ▼2019年6月11日 ソフトバンク戦(ヤフオクD)でプロ通算150ホールドに到達し、NPB史上初の150セーブ・150ホールドを達成。

 ▼2020年8月31日 球団が現役引退を発表。

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