来年9月までは“菅首相”岸田氏や石破氏はその後…東国原英夫氏の目

スポーツ報知
東国原英夫氏

 元宮崎県知事の東国原英夫氏(62)は自民党総裁選に菅官房長官が出馬する意向を固めたことについて、「安倍内閣で続けてきたコロナ対策、景気対策を継続するため、大本命だ」とした上で「来年9月に予定される総裁選まで“菅首相”。その後は、ほかの人が首相になるのではないか」との見通しを示した。対抗馬とされる岸田氏、石破氏らについては「党内の実力派だが、“ポスト菅”を争う形になるだろう」とした。

 菅氏の手腕については「秋田県出身者で、総務相時代に『ふるさと納税』をまとめたり、大阪府市が取り組む『都構想』も期待している。首相になれば、国と地方の関係も変化するのではないか」と指摘。「外交・防衛よりも内政の比重が大きいので適任だ」と述べた。衆院議員の任期は来年10月。新首相の下、年内の解散も視野に入る。「新総裁・新首相の誕生、組閣で、10~11月の衆院解散が現実的だろう」とした。

 総裁選は全国の党員による投票を行わず、両院議員総会による総裁選出を検討している。東国原氏は「安倍首相は入院しているわけではなく、執務も行う。通常の手続きで総裁選を行うべきだ」と主張した。

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