【巨人】今村信貴、自己最多126球&同点打で1か月半ぶり2勝目「やってやろうという気持ちはあった」

投打に活躍した今村はヒーローインタビュー後、バットとボールを手に笑顔を見せた(カメラ・中島 傑)
投打に活躍した今村はヒーローインタビュー後、バットとボールを手に笑顔を見せた(カメラ・中島 傑)
2回1死満塁、同点適時打を放ち、盛り上がる一塁ベンチの前を駆け抜ける今村
2回1死満塁、同点適時打を放ち、盛り上がる一塁ベンチの前を駆け抜ける今村

◆JERAセ・リーグ 巨人12―3中日(29日・東京ドーム)

 巨人の先発・今村が7回1失点の好投。自己最多126球の熱投で流れを引き寄せた。菅野、戸郷以外の巨人の先発投手に白星が付くのは、1日に勝利投手になった田口以来。2回には1死満塁から同点の左前適時打を放つなど、強い気持ちで今季2勝目をつかんだ。

 最後まで崩さなかった決死の表情が、今村の覚悟を物語っていた。「久々の先発でやってやろうという気持ちはあった」。球数が100球を超えた後の7回も続投。連打で無死一、二塁とされたが堂上を二ゴロ併殺、大島の投手強襲の当たりも難なくさばき得点は許さない。7回6安打1失点。自己最多126球の熱投で、7月17日のDeNA戦(横浜)以来、1か月半ぶりの2勝目をつかんだ。

 「ストレートで押そうと思っていた」と最速146キロの直球に多彩な変化球を投げ分け、6回には3者連続三振を奪うなど計8奪三振。ファームでは「スピードが遅く曲がりが大きくなっていた」という阿部2軍監督に授かったカットボールを修正。ブルペンで指揮官直々に受けてもらい、小さく速く曲がる本来の軌道に戻したことも好投の要因に挙げた。

 菅野、戸郷以外の先発に勝ちがつくのは8月1日の広島戦(東京D)で田口が勝って以来。その間に2年目の直江が初昇格し好投した姿を見て「後輩がいい投球をして、いい刺激になった。9年目の立場でのろのろやっていたらダメ。少し結果が出てよかった」と胸をなで下ろした。

 原監督は「一番そこ(先発)が我が軍の課題。逆に言うと投手にはチャンスがある。今日の今村の投球はチームにとっても大きい。彼はキャリア、経験はあるわけだから。もう結果を出す時期だよ。そういう選手だから」とうなずき、今後の巻き返しに期待を寄せた。

 反撃ののろしを上げたのも左腕のバットだった。1点を先制された直後の2回1死満塁。追い込まれながらも153キロ直球を左前へ同点タイムリー。「チャンスだったので、何が何でもバットに当てようと。自分にとってもよかった」。難敵ロドリゲスから突破口を開き、一挙5得点のビッグイニングにつなげた。

 「菅野さん、戸郷に頼ってばっかじゃダメ。僕とか田口とかが多く投げて中継ぎを助ける投球をしないといけない」。9月から始まる大型連戦を前に、新戦力に負けじと今村が意地を見せつけた。(河原崎 功治)

    

映像提供:GIANTS LIVE STREAM
試合詳細
投打に活躍した今村はヒーローインタビュー後、バットとボールを手に笑顔を見せた(カメラ・中島 傑)
2回1死満塁、同点適時打を放ち、盛り上がる一塁ベンチの前を駆け抜ける今村
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