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背番号「42」の大谷翔平 苦手左腕から二塁打、四球&盗塁で逆転の起点に…3の1でチームも今季2度目2連勝

スポーツ報知
エンゼルス・大谷翔平(ロイター)

◆メジャーリーグ エンゼルス3―2マリナーズ(28日、アナハイム・エンゼルスタジアム) 

 エンゼルス・大谷翔平投手(26)が28日(日本時間29日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場した。2番での先発は、3試合ぶりで、今季2度目。3日ぶりの試合だったが、先発左腕から右翼線へ二塁打を放つなど3打数1安打、1盗塁で打率は1割8分8厘になった。チームも大谷の四球をきっかけに6回に逆転し、3―2で逃げ切って今季2度目の2連勝とした。

 マリナーズの先発は昨季パドレスでデビューした左腕のニック・マーゲビチウス投手(24)で、大谷とは初対戦。1打席目は空振り三振に倒れ、今季の左腕との対戦成績は29打数2安打、本塁打なしで6分9厘になった。だが、2打席目には、1ストライクから2球目の内角高め89・2マイル(約143・6キロ)直球を打球速度101マイル(約162・5キロ)ではじき返し、右翼線への二塁打を放った。

 0―1と1点を追う6回先頭の3打席目は四球を選んで出塁。すかさず今季4個目の盗塁となる二盗を成功させ、プホルスの適時二塁打で同点のホームを踏んだ。さらに続くアップトンも左前適時打。逆転劇の起点となった。救援右腕・ラミレスと対戦した7回2死一、二塁の4打席目は追加点の好機だったが、外角低め81・3マイル(約130・8キロ)スライダーに反応することが出来ずに見逃し三振に倒れた。

 エンゼルスは25日(日本時間26日)に、アストロズと敵地でダブルヘッダー。大谷も2試合連続でフル出場して、計6打数2安打2打点と、2試合目にはマルチ安打もマークした。ハリケーンなどによる悪天候のため日程が変更となり、26、27日(同27、28日)は試合がなく、今季初の2試合連続で休養日。12日連続で試合を行っていただけに、貴重な2日間となったはずだ。

 この日の試合では全選手が背番号「42」のユニホームを着用。毎年4月15日にジャッキー・ロビンソンが初の黒人選手としてプレーした「ジャッキー・ロビンソン・デー」として、行ってきたイベントだが、今年は4月に試合を行うことが出来なかったため、この日に行うことになった。大谷はメジャー3年目で初の着用。1年目の18年には敵地・ロイヤルズ戦で先発登板予定だったが、極寒のため中止になっていた。

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