【巨人】炭谷銀仁朗「打った記憶ない」逆方向への1号V弾 右翼ポール直撃

3回無死、先制本塁打を放った炭谷〈27〉を迎える原監督(左から2人目=カメラ・池内 雅彦)
3回無死、先制本塁打を放った炭谷〈27〉を迎える原監督(左から2人目=カメラ・池内 雅彦)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト2―5巨人(27日・神宮)

 炭谷本人も驚きの一発だった。大きな弧を描いた打球はぐんぐんと伸び、最後は右翼ポールを直撃した。笑みを浮かべながらゆっくりとダイヤモンドを一周し、喜びをかみ締めるように最後は本塁を丁寧に踏んだ。「(ライト方向の本塁打は)全然打った記憶がないです」と、“初”の逆方向アーチだった。球場が沸いた一発が、決勝点になった。

 3回先頭の第1打席。先発右腕・高梨の外角の直球を振り抜き、うれしい今季1号の先制ソロを放った。試合前まで打率2割。この一発が8日以来、今月2本目の安打となっただけに「ずっと打撃で貢献できていなかったので、先制点を取れてよかったです」と安堵(あんど)の表情だった。

 炭谷の先制アーチの後、原監督はベンチで目を見開いてグータッチの構えで待っていた。うれしさの表れだ。背番号27に対してちょうど1週間前の20日、「欲を言えば、もう少し打撃もよくなるといいですね」と注文をつけていた。炭谷の潜在能力を知っているだけに、バットにも期待していた。それに応える、貴重な先制パンチだった。

 ただ、長く酔いしれることはない炭谷。「ホッとしてしまいがちなので」と捕手として点を取った直後は特に注意する。その裏、戸郷の3連続四球で満塁のピンチを迎えたが最後はアウトコースに要求しエスコバーを遊飛に封じた。先発の戸郷と今季、全9試合でバッテリーを組み好投を引き出している。頼りになる男が、チームを引っ張り続ける。(小林 圭太)

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