【仙台】負傷離脱マテ主将が全体練習に合流「試合に出てチームを助ける準備はできている」

　Ｊ１仙台は２６日、仙台市の泉サッカー場で２９日のアウェー・広島戦へ向けた練習を報道陣に公開した。負傷離脱していたＤＦマテ主将（３２）がこの日から全体練習に合流。早期のスタメン復帰へ向けて気合いを入れて練習に励んだ。

　仙台の最強ＤＦが帰ってきた。この日の実戦練習ではいきなりの主力組復帰とはならなかったが、サブ組のＣＢとして、積極的に仲間に指示を出しながらプレー。マテは「ゲーム感は悪くない。試合に出てチームを助ける準備はできている」と手応えを口にした。

　昨季は、２４試合出場３得点。ＣＢの位置で圧倒的な対人守備を見せ、Ｊリーグの優秀選手にも選ばれた。今季は開幕スタメンも、中断期間の６月に右膝の靱帯（じんたい）損傷で手術を受け離脱していた。復帰戦の時期について、木山隆之監督（４８）は「まずはコンディションを戻すことが大事」と慎重に状態を見極め、起用を考えていく方針。マテは「（サポーターへ）楽しみに待っていてください」と気持ちを高めた。

（小林　泰斗）