「NEWS」加藤シゲアキ、7作目著書は「ヒリヒリ、胸キュン」青春群像劇…11月刊行「オルタネート」 

芸能活動との両立で高校活動を満喫できなかったという加藤シゲアキは「青春をもう一度小説で体験している」と語った
芸能活動との両立で高校活動を満喫できなかったという加藤シゲアキは「青春をもう一度小説で体験している」と語った

 作家としても活躍する「NEWS」の加藤シゲアキ(33)が新作長編小説「オルタネート」を11月に新潮社から刊行することになり25日、都内で取材に応じた。

 長編では5作目、短編やエッセーを含めると7作目の著書。「小説新潮」での連載を加筆修正したものだが、連載初回が掲載された2020年1月号は、発売前から予約が殺到。創刊63年で初めて重版されたことでも話題を呼んだ。

 高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」を軸にした青春群像劇。「30歳を過ぎた今だからこそ、青春のヒリヒリした感触を書きたいと思いました。(デビュー作の)『ピンクとグレー』のときは、読者を驚かせてやろうとか、ひねくれた視線もあったけど、まさかこんな小説を書く日が来るとは。純粋な告白シーンでどう胸キュンさせようかとか考えていると、自分も年を重ねたんだと思います」と穏やかに話す。

 作中の高校生たちは、料理や音楽などの夢、あるいは初恋に対して葛藤し、そして成長していく。「僕も高校生のとき、壁にぶつかったり乗り越えたりした経験がある。それをちゃんと咀嚼(そしゃく)して感情移入した結果、どの人物もいとおしいキャラクターになった」と目を細める。

 NEWSとしても今年、大きな壁を越えた。元メンバーの手越祐也(32)が契約解除となり、3人体制で再出発。23日には日本テレビ系「24時間テレビ」で、新曲「カナリヤ」(発売日未定)を披露した。「(以前と)比較される怖さは何度体験してもある。ファンを守るためにあえて解散するという選択肢もあったかもしれない。それでも3人でやり遂げたい気持ちは固まった。同じ場所を目指しながら歌って、終わったあとは達成感がありました」

 グループで直面した苦境にも「創作は自分の体験からしか出ない。結果的にいつか作品作りに反映されていくでしょうし、そういった意味ではネタには事欠かない環境」と前向き。いつかクリエイティブに転化し、新たな作品として昇華できる日が来るかもしれない。

 ◆加藤シゲアキの過去の著書

 ▼「ピンクとグレー」(12年=16年に映画化)

 ▼「閃光スクランブル」(13年3月)

 ▼「Burn.―バーン―」(14年3月)

 ▼「傘をもたない蟻たちは」(15年6月=短編集・16年にドラマ化)

 ▼「チュベローズで待ってる【AGE22・AGE32】」(17年12月)

 ▼「できることならスティードで」(20年3月=エッセー)

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