ケニー・オメガ、DDT王者・遠藤哲哉からの対戦要求も「コロナが落ち着くまで、日本に行けない」

スポーツ報知
ビデオメッセージを日本に届けたケニー・オメガ

 DDTプロレス最強決定トーナメント「KING OF DDT 2020」(23日、東京・後楽園ホール)で優勝したKO-D無差別級王者・遠藤哲哉(29)が24日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で一夜明け会見を開いた。

 遠藤は優勝時に「オレが挑戦相手に指名したいのはケニー・オメガただ一人」と今年最後のビッグマッチとなる11月3日、東京・大田区総合体育館大会での防衛戦の相手に熱望したことから、会見では、米国のオメガから届いたビデオメッセージが流された。

 「オマエはDDTですべてを手に入れた、今やDDTのトップだ。いいかエンドー、オレはこれをもう10年以上やってきてるんだ。日本だけじゃない。カナダ、米国、UK、メキシコ…全部制覇してるんだ。だからオレがDDTに戻るときは、もう一度オマエの先生になってやる。生徒のオマエが一生忘れられない最後のレッスンをしてやろう。『恩を仇で返すな』という教訓だ。オレは最高のお膳立てをしてやって、その上でこの会社をオマエに任せた。なのにオマエはオレに悪態をついてきた。オマエをオレのヒザの上で二つ折りにして、その青いケツにお仕置きしてやる」

 11・3大田区への参戦については、「命拾いしたな。コロナの状況が落ち着くまで、オレは日本に行けない。だからせいぜい今のうちに楽しんでおくんだな。でもやがて、オレは必ず日本に行くぞ。だからエンドー、そのときまで」と回答し、来日できないことを明言した。

 このメッセージを受けて遠藤は「この状況だし、日本に来られないのは仕方ない。なんならオレが米国に行って、2週間隔離された後、オマエをぶちのめす」と米国に乗り込む覚悟も示した。11・3大田の相手は、9月7日の後楽園ホール大会で発表するという。

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