◆メジャーリーグ レイズ5―4ブルージェイズ(23日、セントピーターズバーグ・トロピカーナフィールド)
レイズ・筒香嘉智外野手(28)が23日(日本時間24日)、本拠地・ブルージェイズ戦に「5番・指名打者」で先発。6試合ぶりにクリーンアップに座るも、4打席無安打で打率は1割6分7厘となった。チームは5―4で2連勝。ブルージェイズ・山口俊投手(33)は登板がなかった。
2試合連続で1点差ゲームを制し、ヤンキースとのゲーム差を「1」に広げ、歓喜の列に加わった筒香だが、バットは沈黙した。第1打席は初回2死二、三塁の先制機にニゴロ。7回2死一、三塁では左飛と2度の得点機を含め4打数無安打。14打席連続無安打となった。
救いはチームの好調さだ。0―2で迎えた5回1死一、二塁から、代打マルティネスが右前適時打で突破口を開き、今季リーグ最多の11度目の逆転勝ち。代打陣は24打数9安打の打率3割7分5厘でリーグ1位の11打点という勝負強さが光る。開幕時の投手8人が負傷者リスト入りも、先発のフレミングがデビュー戦で初勝利。キャッシュ監督は「皆が自信を深めている」と語る。筒香も調子をつかみたいところだ。