“アマ8冠”中垣龍汰朗がプロデビュー戦 「楽しみでいっぱい」 井上尚弥らも注目ルーキー

24日のプロデビュー戦を控え、リモート会見に応じる中垣龍汰朗
24日のプロデビュー戦を控え、リモート会見に応じる中垣龍汰朗

◆プロボクシング ▽スーパーフライ級(52・1キロ以下)6回戦 中垣龍汰朗(大橋)―堀井翔平(トコナメ)(24日、東京・後楽園ホール)

 WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥らが所属する大橋ジム期待のルーキー、中垣龍汰朗(20)が24日にプロデビューする。相手はプロ3勝(3KO)5敗2分けの堀井翔平(29)=トコナメ=で、23日の前日計量ではリミットで一発パス。堀井も200グラムアンダーの51・9キロでクリアした。

 人生初となるプロの計量を終えた中垣はリモートでの記者会見で、「しっかり、良い調整ができました。(減量直後で)今、リカバリーをしていますが、とにかく楽しみでいっぱい」と、デビュー戦が待ち遠しそうに声を弾ませた。10戦とキャリアのある相手だが、「自分のボクシングを最大限に発揮すれば、結果はついてくる」と言葉に力を込めた。

 宮崎・日章学園高時代に高校総体2階級制覇(1年でライトフライ級、3年でフライ級)など国内5大会で優勝。高1でアジアジュニア52キロ級、高2でカザフスタン国際トーナメント・フライ級、高3でアジアユース同級を制するなど国際大会3冠を獲得した。東農大に進み、東京五輪出場を目指したが、九州地区予選で敗退。東農大を中退し、今年2月にプロ転向を表明した。身長169センチのサウスポー。大橋秀行会長(55)は「スピードがあって、パンチもシャープ。必ず世界チャンピオンになれる素質のある選手」と期待を寄せている。

 ジムの先輩たちも注目しており、井上尚弥からは「ちょくちょく技術的なアドバイスをもらった」という。元世界3階級王者・八重樫東から「デビュー戦はすごく楽しかった記憶がある」という話を聞かされると「ああ、楽しいんだぁ」と、自身も初陣に楽しみをもって臨む。

 東農大の同級生で、ともにプロへの道を歩み始めた松本圭佑(21)=大橋=とは「一番身近にいて、刺激をもらってきた」という。松本はプロ21戦目の三宅寛典(32)=ビックアーム=と対戦。当初はそろって5月にデビュー予定も、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でずれ込んだが、「そのぶん、しっかりと練習が積めた」という。中垣は「こういう状況の中、試合をやらせてもらえるだけでありがたいと思う。感謝しています」と目を輝かせた。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請