【青戸慎司の目】五輪本番につながる地の利を生かす絶好機…国立で陸上セイコーGGP

国立競技場
国立競技場

 陸上のセイコー・ゴールデングランプリ(GGP)は、23日に東京五輪会場の国立競技場で行われる。22日は男子100メートルの山県亮太(28)=セイコー=ら有力選手がオンライン上で会見。山県は16年リオ五輪で100メートルの日本勢五輪歴代最高となる10秒05をマークするなど、五輪会場に採用されているトラックとも好相性。故障で約1年3か月ぶりとなる実戦で好走し、来夏の大舞台へ再出発する。

 五輪会場での貴重な実戦。選手たちには、さまざまなことを考え、感じる試合にしてほしい。会場のにおいや風、トラックの硬さ、スタート合図の聞こえ方。ウォーミングアップ時の導線も重要だ。今回の経験をうまくリハーサルの機会にすれば、五輪本番につながる。“地の利”を生かす絶好機を、幸せに思って臨んでほしい。

 今季序盤では、桐生君がペースを落とさずにやっている印象だ。初戦で10秒04を出したように、記録のアベレージが高い。五輪会場で日本記録を更新できれば、大きな自信にもなる。戦列を離れていた山県君も、延期を前向きにとらえているはず。五輪で9秒台ホルダー4選手の400メートルリレーを組むためにも、試合勘を戻して大台突破へつなげてほしい。(男子100メートル元日本記録保持者、中京大監督)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請