プロ注目の八戸学院大・大道温貴、7回ノーノー…スカウト7球団集結、1年ぶりリーグ開幕戦で魅せた

岩手大相手に7回参考ながら無安打無得点試合を達成した八戸学院大・大道(カメラ・有吉 広紀)
岩手大相手に7回参考ながら無安打無得点試合を達成した八戸学院大・大道(カメラ・有吉 広紀)
最後の打者を三振に取り、右手でガッツポーズする大道
最後の打者を三振に取り、右手でガッツポーズする大道

◆秋季リーグ 北東北大学野球 第1週第1日 ▽1回戦 八戸学院大8―0岩手大=7回コールド=(22日、青森県営)

 1年ぶりとなるリーグ戦が開幕した。八戸学院大はプロ注目右腕の大道温貴投手(4年)=春日部共栄出=が、7回参考ながら無安打無得点と快投して岩手大に8―0で7回コールド勝ち。進化した姿をみせ、視察に訪れたプロ7球団のスカウト陣にアピールした。

 最後の打者を空振り三振に抑えると、八戸学院大・大道は右手を軽く握り、小さくガッツポーズして喜びを表した。「クールにいこうかと思ったんですけど、(ガッツポーズが)出ちゃいましたね」と笑った大道。岩手大打線を無安打無得点に抑え、1年ぶりのリーグ戦で勝利。視察した大学のスピードガンで145キロを計測した直球を軸に、出した走者は1死球のみ、13奪三振の力投だ。

 “ベスト”の状態ではなかった。リーグ戦前の強化練習で、ウェートトレや走り込みなど冬場のようなメニューで基礎体力を再度強化。ブルペン入りを週1度程度に減らし、状態をいったん落としたために「(試合前の)ブルペンでも調子が悪くて…」と大道。それでも13個の三振のうち9個を空振りで奪うなど、スライダーやフォークを低めに丁寧に集めた。点差がついてからも「あす(23日)につなげるような投球をしよう、相手を勢いづかせないようにしようと思った」(大道)と集中力を切らさず、無安打投球につなげた。

 視察したプロ7球団のスカウト陣も、「最後までボールの力が衰えなかった」(DeNA・欠端スカウト)、「しっかり腕が振れて空振りが取れている」(オリックス・上村スカウト)と評価。この日は103球を投げたが、「(23日も)投げます」と大道は連投を堂々宣言だ。大学最後のリーグ戦で昨春以来の優勝を目指し、大道が力投を続ける。(有吉 広紀)

 ◆大道 温貴(おおみち・はるき)1999年1月20日、埼玉・川口市生まれ。21歳。父の仕事の関係で幼少時にシンガポールへ移り、野球を始める。八幡木中から春日部共栄に進み、3年夏に埼玉大会4強。八戸学院大では1年春からリーグ戦に登板。22日の勝利でリーグ戦通算21勝。178センチ、82キロ。右投右打。家族は両親、兄。

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