昨年高校総体女王の石堂陽奈、国立に「気持ち高ぶる」…ライバル・御家瀬緑との今季初対決に勝つ

初陣となるセイコーゴールデングランプリでの優勝に燃える石堂
初陣となるセイコーゴールデングランプリでの優勝に燃える石堂

 陸上女子で昨年高校総体200メートル王者の石堂陽奈(18)=立命館慶祥3年=が、23日に東京五輪会場の国立競技場で行われるセイコーゴールデングランプリ(GGP)の女子100メートルに初出場する。ライバル御家瀬緑(19)=住友電工=との今季初対決を制し、初Vを目指す。

 新型コロナ禍で中止となった高校総体で短距離2冠を狙っていた石堂が、今季初のビッグステージに臨む。「東京五輪会場でのレースを心待ちにしていた。あのトラックに立てると思うと、気持ちが高ぶる。大きい舞台ほど力が発揮できるので優勝を目指したい」と目を輝かせた。

 昨年の日本選手権女子100メートルを、高校生で29年ぶりに制した御家瀬と、今季初対戦となる。参加選手のタイムランクも、御家瀬が11秒46で1位、石堂は11秒56で2位だ。決勝一発勝負となる女子100メートルだが、不安はない。「御家瀬さんも今季初戦で状態、展開は予想しづらいですが、先行されても焦らない練習を積んで来ました」と自信の表情。大会前は、男子選手と一緒に50メートル~150メートルダッシュを繰り返し、先行する男子にくらいついた。

 今季初戦となった7月23日の道高体連札幌支部春季大会は、100メートルを11秒95で優勝。予選も11秒94。8月15日の記録会でも11秒88と上向き。春季大会時は右足痛で6~7割の体調だったが「今は8割ぐらいに回復した」という。

 高校最終学年で100メートル11秒43、200メートル23秒45の日本高校記録更新を目指す石堂は、今大会後、富士北麓ワールドトライアル2020(9月6日・山梨)などを経て、10月1~3日の日本選手権(新潟)に臨む。同選手権は、来年の東京五輪出場を目指す女子400メートルリレー代表も選考される。「今大会をステップに、日本選手権でピーク。100、200メートルとも優勝し、五輪イヤーにつなげたい」と、夢ロードを加速させるつもりだ。(小林 聖孝)

 ◆石堂 陽奈(いしどう・ひな) 2002年4月15日、八雲町生まれ。18歳。陸上は八雲小3年から。6年生の時、走り幅跳びで全国大会優勝。八雲中3年の全国中学100メートル優勝(12秒05)、走り幅跳び5位。19年の高校総体200メートル優勝(23秒67)、100メートル2位(11秒56)、日本選手権100メートル8位。高校2年で、東京五輪出場権獲得目指す女子リレープロジェクト第2期メンバー入り。家族は両親と姉。164センチ、54キロ。

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