【日本ハム】杉浦稔大、今季最短3回6失点KO「申し訳ない」

敗戦投手となった日本ハム杉浦(中央)と、マウンドに集まるナイン
敗戦投手となった日本ハム杉浦(中央)と、マウンドに集まるナイン

◆パ・リーグ 日本ハム2―12楽天(19日・札幌ドーム)

 日本ハムはキャリアハイの5勝目を狙った先発・杉浦稔大投手(28)が今季最短の3回6失点(自責4)で降板した。試合は2―12で敗れ、勝率5割に逆戻り。楽天打線に小刻みに追加点を奪われ、今季3度目の2ケタ失点を喫した。打線も6安打に封じ込められ、楽天・涌井に開幕から無傷の8連勝を許した。

 杉浦の狂った歯車は、元には戻らなかった。今季最短の3回KO。試合前までの防御率1・82は規定投球回未満ながら、先発ローテでは1番の安定感。成績だけ見れば、開幕から連勝街道を進む涌井に投げ勝つなら、杉浦。「いい投手だから、接戦に持ち込まないと難しい」と栗山監督が振り返ったように、投手戦に持ち込めば、勝機はあった。

 立ち上がりは盤石だった。3連勝中の勢いそのまま。初回は3者凡退に抑えたが、2回に乱れた。先頭の浅村の打ち取ったゴロは、高くはねて頭上を越える内野安打。不運な当たりで走者を背負った途端にリズムが崩れた。島内に死球、内田に四球で無死満塁。田中に2点適時打を浴び、先制を許した。

 きわどいコースを取ってもらえない中、制球に微妙な狂いが生じた。「無駄な四球が絡んだ防げる失点が多かったと思います。なかなか自分のペースで攻めることができず、こういう結果につながってしまいました。早い回で降板する形になってしまい、申し訳ない気持ちです」と杉浦。カウントを悪くし、決め球を欠き、甘く入った球を痛打された。

 立て直したかった3回は、横尾の悪送球もあり3点を与えた。内野安打でも1点を奪える楽天打線に、今季ワーストの6失点。指揮官は「ボールは良かった。ただ、杉浦からしたらいろんなことを感じるゲームだったかもしれない」と奮起に期待。好投手と投げ合った経験が、右腕の糧になるはずだ。(秦 雄太郎)

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