【東京六大学】法大、早大超え単独トップの46度目V…異例の1試合総当たり、集中力鍛え頂点

慶大に勝利し喜ぶ法大ナイン。第2試合で立大が早大に敗れ優勝が決まった
慶大に勝利し喜ぶ法大ナイン。第2試合で立大が早大に敗れ優勝が決まった
東京六大学野球春季リーグ勝敗表
東京六大学野球春季リーグ勝敗表

◆東京六大学野球大会 第7日 法大7―4慶大(16日・神宮)

 法大が18年秋以来3シーズンぶりの優勝を決めた。通算46回目の優勝は、早大を抜いて単独トップとなった。3戦3勝だった法大は第1試合で4戦全勝だった慶大に逆転勝ち。第2試合で立大が早大に敗れて2敗に。法大が19日の立大戦で敗れれば4勝1敗で慶大と並ぶが、直接対決で勝利の法大の優勝が決まった。新型コロナウイルスの影響で約4か月遅れで開催された“夏の春季リーグ”は、従来の勝ち点制ではなく、74年ぶりに1試合総当たりで実施された。

 負ければ慶大の優勝が決まるという無敗決戦を逆転勝利。首位の座も奪った法大ナインは、優勝決定の瞬間を神奈川・川崎市の野球部合宿所で見届けた。立大・早大戦のライブ映像に目を凝らしていた青木久典監督(47)は「明日(17日)の立教戦に向けて分析しようとしていた一方で、早稲田大学に頑張っていただきたいという気持ちで見ていました。監督として、ほっとしています」と素直な思いを話した。

 1試合総当たり制の異例のリーグ戦。「一発勝負のトーナメントだと考えた」。練習から、集中力を鍛えあげた。「全員がノーエラー、あるいは全員が犠打を決めるまで終わりにしないなど、練習にこだわってきました」。4勝全てが3点差以内。早大、明大戦は延長タイブレークを制した。

 この日の慶大戦は、3回までに3点を奪われ、打線は3イニング連続3者凡退。だが4回、先頭の宮崎の右中間へのアーチを号砲に、計6安打を集めて一気に5点。青木監督が「監督になって6年目で、一番まとまりがある」と評するチームが、束になって逆転した。「負けない野球を意識して、優勝するために練習してきた。最高です」と主将の中村迅。一戦必勝で挑んだ法大が真夏の短期決戦を制した。(浜木 俊介)

慶大に勝利し喜ぶ法大ナイン。第2試合で立大が早大に敗れ優勝が決まった
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