渋野日向子、初リンクスの洗礼浴び79と出遅れ「もうちょっと何とかできたんじゃないかな」スコットランドオープン初日

渋野日向子
渋野日向子

◆欧州、米国女子プロゴルフツアー スコットランド・オープン 第1日(13日午前6時30分スタート、ルネサンスクラブ=6453ヤード、パー71、賞金総額150万ドル(約1億5900万円)、優勝22万5000ドル(約2385万円)、参加144人)

 霧の影響で2時間遅れて開幕し、昨年のメジャー、AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(21)=サントリー=は午後12時21分にティーオフ。昨年の全英以来となるコーチの青木翔キャディー(37)とのコンビで挑んだが、初体験の海沿いのリンクスコースに苦しみ6ボギー、1ダブルボギーの8オーバー、79と出遅れた。

 次週の今季メジャー初戦、AIG全英女子オープン(20日開幕・ロイヤルトルーンGC)の前哨戦。6月のアース・モンダミンカップ以来の実戦となった渋野は、リンクス独特のワナに次々とはまって苦しんだ。

 3番で3打目がトップしてボギーが先行すると、4番は3メートルを外しての連続ボギー。7番は、第2打がリンクス名物の深いポットバンカーに捕まり、第3打はブッシュへ出すだけとなって、5オン2パットの痛恨のダブルボギー。風の強まった8番は、第2打がグリーン手前にショートして寄せのミスからボギー。12番は硬く、起伏の大きなグリーンで3パットのボギーを喫した。

 11番ではグリーン左のポットバンカーから1・5メートルへ寄せてナイスパーセーブも見せたが、バーディーなし。海外での試合では自己ワーストとなる79となった。

 ホールアウト後、渋野はオンライン会見に出席した。苦笑いで「やっぱり、もうちょっと頑張れよって思いました。バーディーを1つも取れなかったのが悔いが残るかな。いいアプローチができて、パーを拾えたところも何個かあって、今週の練習の成果も出たんですけど」と総括した。

 9日に現地入り後はまさかの好天続き。この日今週で最も強い風が吹き、戸惑いもあった。「それでも、もうちょっと自分で何とかできたろって思いました。パー5で3オーバーも打ったのは、何とかできたんじゃないかなと思いますね」と風を言い訳にはしなかった。

 リンクスコースでの初実戦については「やっぱり、途中のバンカーに入れた時の難しさだったり、ラフに入れた時の難しさが、今まで回った所では経験できないような感じだったので。ラフに入れた時は大たたきをしてしまったり、情けないボギーもありましたけど、なかなか手こずりましたね。難しい一日だったなと思います」と振り返った。

 新型コロナウイルス予防対策のため、無観客開催となった。昨年の全英ではホール間で観客とハイタッチしたり、触れ合いの中で力をもらって大活躍した“スマイリングシンデレラ”。「やっぱり、ギャラリーさんがいないと楽しくないな、と思いました」と本音も漏らした。

 予選通過のかかる14日の第2ラウンドへ向けては「バーディーを取りたい。今日も取りたい所で取れなかったので。明日こそ絶対バーディーを取って、もっと中身が面白いゴルフができたらなと思います」と巻き返しを誓った。

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