【阪神】藤川球児、引退危機 右上肢不調で再び抹消…日米通算250Sまであと「5」 

出場選手登録を抹消された藤川
出場選手登録を抹消された藤川

 阪神・藤川球児投手(40)が13日、現役引退の危機に直面した。この日、出場選手登録を抹消され、球団が「右上肢のコンディショニング不良」と発表。球児は広報を通じて「自分自身残念ですが、再びコンディション不良で投球することが難しい状態になってしまいました」と苦しい胸の内を明かした。今季はここまで11試合に登板し、1勝3敗2セーブ、防御率7・20。松坂世代初となる名球会入りの日米通算250セーブにあと5に迫るものの、40歳という年齢からも厳しい立場に追い込まれた。

 開幕から守護神を担ったが、コロナ禍での急ピッチ調整から6月上旬に腰を痛めた。その影響で本来のホップする直球がシュート回転してキレを失い、2度の救援失敗。バランスを崩しながら投球を続け、7月12日に右肩のコンディション不良により2軍に降格した。

 懸命な治療の効果もあり、わずか11日後の同23日に1軍復帰。その後は4試合連続無失点も、肩や肘は限界だったとみられ、直近は2戦続けて失点を許していた。「投球再開まで必要な期間ははっきりとは答えられません」としており、当面はファームでノースロー調整となる見込みだ。プロ22年目。今季も最速149キロを計測してはいるが、万全の状態を維持できなくなっていることも事実だ。

  • 松坂世代のNPB所属選手

    松坂世代のNPB所属選手

 球児は近年、常に引き際を意識して「グラウンドで年齢は関係ない」と覚悟を決めて戦ってきた。シーズン2度の登録抹消は4年ぶり。世代交代の波も押し寄せる。「どんな時も最善の努力をしていきます」。13年の右肘のトミー・ジョン手術からよみがえり、昨季は16セーブを記録。選手生命の岐路に立たされたが、また新たなドラマを作る闘争心は失っていない。(小松 真也)

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