トランプノマスク、全米学校に最大1億2500万枚バラまき マスク嫌いなのに…大統領選対策!?

マスクをつけたトランプ大統領(ロイター)
マスクをつけたトランプ大統領(ロイター)

 トランプ米大統領は12日(日本時間13日)の記者会見で、新型コロナウイルスの対策として全米の学校に再利用可能なマスクを最大1億2500万枚配布すると明らかにした。

 この日、トランプ氏は学校再開のための8項目の推奨措置を発表。「新型コロナについてしっかり理解する」などと並び「ソーシャルディスタンスが保てない場合はマスクをした方がよい」とした。ただ、着用の義務化はしなかった。

 マスク嫌いで知られるトランプ氏が、「トランプノマスク」の配布を決めたのは、11月の大統領選に向けて経済を回復させたいとの思惑があるとみられる。子供たちが学校に行くことで親が安心して働けるようになり、経済活動の再開が後押しされる―という考えだ。

 会見でトランプ氏は「学校の閉鎖を続けることは、経済に悪い影響を与えるだけでなく、さまざまな理由の死を引き起こすことにつながる」と発言。これまでも「子供はほぼ免疫がある」などの持論を展開しており、子供を家にとどめておく健康リスクは新型コロナよりも大きいとして「学校と仕事を再開させなければならず、できるだけ早くその計画を立てるべきだ」と主張した。

 また、新型コロナの経済対策法に基づき、小中学校に対し130億ドル(約1兆3800億円)の資金を注入したとも言及。子供からの感染拡大を恐れ、学校再開に消極的な地域が多いことを念頭に、「学校を再開させない場合には、対策資金を別の州に回す」と“脅し文句”も口にした。

 日本では安倍晋三首相が1世帯に2枚ずつの「アベノマスク」の配布を決めたものの、各方面から批判が出て、政府の新型コロナ対策への不信感を増大させる原因となった。再選に黄信号がともっているとも言われるトランプ氏は、「トランプノマスク」で一発逆転となるか…。

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