【楽天】辰己涼介、3連勝弾…自己最多の5号「がんばろう東北」アピール

◆パ・リーグ 西武4―7楽天(13日・メットライフドーム)

 楽天が西武に7―4で勝利し、首位をキープした。辰己涼介外野手(23)が3回に、自己最多を更新する5号勝ち越しソロを放った。2回に同点に追いつかれた直後の攻撃で、値千金の一発。4打数2安打と2戦ぶりのマルチ安打の活躍でチームの3連勝に貢献した。

 嫌なムードを、一瞬で変えた。同点に追いつかれた直後の3回先頭、相手先発・与座の初球だった。辰己が94キロのカーブにタイミングを合わせて強振。右中間席前列へ運んだ。昨年、ドラフト1位で入団した2年目の外野手が5号勝ち越しソロで、昨年の4本塁打を更新した。

 11日の西武戦(メットライフ)以来、2戦ぶりの1発は値千金の決勝弾。一塁側ベンチ前でナインと“エア肘タッチ”を交わすと、テレビカメラに向かって左袖の「がんばろう東北」のワッペンをアピール。「この前(11日)はカメラに向かって『がんばろう東北』を見せるのを忘れていたので、今までで最長なくらい見せました」と満面に笑みを浮かべた。

 5日から9日まで(全てソフトバンク戦)5試合連続でスタメンから外れた。8月上旬に田中と渡辺佳が1軍に合流し、外野手争いはさらに激化した。ただ、先発で試合に出られなくとも、ライバルを意識することはないという。「人と争うというより、自分の能力をしっかり試合で出せたら試合に出られると思うので、しっかり自分の能力を殺さないようにプレーしたい」。自分の能力を最大限に発揮することに集中した結果が、自己最多となる5号ソロにつながった。

 昨季までは黒のバッティンググラブを愛用していたが、今季から白に変更した。変えた理由を問われると「まあ気分です」。昨季は新人ながら124試合に出場。だが1年目の結果に満足することなく、今年も真っさらな気持ちで真摯(しんし)にプレーしようという決意が随所に見られる。「西武の打線は脅威ですからね。勝ち切れたことは良かった」と三木肇監督(43)。山賊打線に打ち勝って、チームは3連勝とした。(高橋 宏磁)

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