【山村宏樹・一発解投】涌井秀章、直球の質向上が勝てる要因…スピードにキレ◎変化球も生きる

開幕から7連勝と好調が続く楽天の涌井
開幕から7連勝と好調が続く楽天の涌井

 涌井が開幕から7連勝中と、活躍していますね。元々、コントロールがいいのは昔から分かっているんですが、今シーズンは直球の質が非常にいいですね。勝てている要因は、真っすぐの質にあると思っています。

 特にロッテ時代の昨年は、直球の質が落ちてきて勝てない時期がありましたが、今年はスピード、キレとも素晴らしいと思います。直球の質が上がってきたから、変化球も生きてくる。

 以前から練習を熱心に行う選手。コロナ禍で解説者も選手に直接話を聞くことができないので、私の想像にはなりますが、いろんなことを見直して、意識してトレーニングしてきたんでしょうね。僕が見ている限りでは、下半身に粘りがある。下半身に粘りがあるから、ボールを放すまでに時間がある。リリースポイントが前になって、ボールにきちんと全身の力を伝えられている。だから、ボールにキレが出てくる。キレが出ると、球速も上がってきますからね。

 ベテランの久保の奮闘も光ります。7月30日のロッテ戦では打者1人を抑えて勝利投手になりました。打者1人を抑えて、きっちりとチームに流れを持ってきている。かなり監督は「助かる」と思っているはずですよ。ワンポイントをしっかり抑えるのは簡単ではありませんからね。豊富な経験を1軍のゲームの中で伝えてくれている。若手にとっても、いい手本になっていますね。

(スポーツコメンテーター)

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