【西武】17年育成ドラ1の高木渉が、ミス取り返すプロ初安打…プロ3年目7打席目で

3回無死、右前にプロ初安打を放った高木渉
3回無死、右前にプロ初安打を放った高木渉

◆パ・リーグ 西武―楽天(13日、メットライフドーム)

 西武・高木渉外野手(20)が、プロ7打席目にして初安打を放った。「1番・中堅」で先発出場すると、3回先頭の2打席目に、松井から右前安打を放った。

 ミスを取り返す一振りだ。初回2死一塁で、浅村の鋭いライナー性の打球が目の前でワンバウンド。跳ね返りを見誤ってボールを止めることが出来ずに後逸し、先取点を献上する適時二塁打になってしまった。プロで初めて「1番」でのスタメンだったが、初回の1打席目でも初球を打ち上げて二飛。2回先頭・渡辺佳の右中間への打球を好捕したのに続いて、バットでも取り返した。カウント2ボール、1ストライクから、松井の4球目の145キロ直球をきれいに一、二塁間へはじき返した。

 1999年12月6日、福岡・朝倉市生まれ。福田小3年でソフトボールを始めると、南陵中では球道ベースボールクラブに所属した。福岡・真颯館(しんそうかん)高では1年春から一塁のレギュラーを奪取。2年春からは最速146キロを誇ってエースにもなった。地元の朝倉市は、高校3年だった17年7月に九州豪雨で特に激しい被害に見舞われた。中学時代に汗を流した河川敷のグラウンドも、ベンチなどと共に流された。

 2017年の育成ドラフト1位で西武に入団。1年目のシーズンを終えると、11月に支配下登録された。支配下1年目だった昨季は6月6日の広島戦(メットライフ)の7回に代打で初出場。アドゥワに二ゴロに打ち取られた。今季は11日に1軍に昇格。同日の楽天戦(メットライフ)の2点を追う9回2死二塁で代打出場も、ブセニッツに遊ゴロに打ち取られて最後の打者になった。

 前日の12日には「8番・右翼」でプロ初先発。フル出場したが、3打数無安打に終わっていた。この日は2試合連続で先発。初めて1番に入った。秋山(現レッズ)が抜けた1番は固定できていない西武。開幕はスパンジェンバーグが入ったがその後、鈴木、外崎も務めるなど、頭を悩ませている。

 イースタンでは今季、27試合に出場してチーム最多の7本塁打を放ち、14打点で打率2割6分6厘と好調を維持していた。6連敗中と苦しいチーム事情の中で、明るい光が差し込んだ。

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