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8月8日、9日の2歳戦勝ち馬をチェック…配合イメージ通りの瞬発力と持続力を持つオーソクレース

9日札幌5Rで勝利したオーソクレース(カメラ・坂本 達洋)
9日札幌5Rで勝利したオーソクレース(カメラ・坂本 達洋)

 8、9日の新潟、札幌新馬戦6鞍でモーリス産駒が3勝の荒稼ぎ。これまでカイザーノヴァの1勝のみだったが、1週で復権した。持続力を生かし、重馬場、洋芝の適性がありそうだが、モーリス自身が元来遅咲き。今後の反攻に期待が高まる。8月9日・札幌5R(芝1800メートル)を勝った、エピファネイア×マリアライトのオーソクレースが大きなインパクトを与えた。能力指数IDMは41を記録。配合イメージ通りの瞬発力と持続力を持ち、気性の成長も感じられ、今後が楽しみな逸材だ。

8月8日・新潟5R、2歳新馬、芝1600メートル、稍重馬場=18頭立て】
ストゥーティ(牝、栗東・奥村豊厩舎、父モーリス、母リラヴァティ、母の父ゼンロブロイ)426キロ、生産牧場=ノーザンファーム
【血統】母はマーメイドSの勝ち馬。オークス馬シンハライトを出したシンハリーズの牝系で成長力を秘める
【レースVTR】雨中の一戦。スタートを決め、道中3、4番手。直線で抜け出し、外から追い込んできた1番人気のレッドベルオーブの追撃を頭差でしのいだ。勝ち時計1分36秒8。
【IDM】36
【コメント】福永祐一騎手「芝のフットワークが良く、返し馬である程度やれると思いました。切れる脚がないので、いいポジションを取りたかったのですが、スタートを決めて理想的な位置で進めることができました。距離はマイルから少し延びてもいい。よくしつけられた馬」
【将来性】★★★  ※奥村豊調教師が「レースセンスが良く、気持ちがしっかりしているので、雨の馬場もこなしてくれました」と話したように、稍重馬場で走れたことは将来的にプラス。残り300メートルで一気にセーフティリードを取る好騎乗も、難なく対応する能力、センスがある。成長に期待。

8月9日・新潟5R、2歳新馬、芝2000メートル、不良馬場=15頭立て】
ランドオブリバティ(牡、美浦・鹿戸雄一厩舎、父ディープインパクト、母ドバウィハイツ、母の父ドバウィ)466キロ、生産牧場=社台ファーム
【血統】2018年報知杯フィリーズレビュー勝ち馬リバティハイツ(父キングカメハメハ)の半弟。
【レースVTR】2番手から追走。1000メートル通過が1分5秒2のスローペースの流れを、直線に入ってから先頭へ。ゴール前では脚を伸ばしてきたスパイラルノヴァ(2着)の追撃を頭差だけ振り切った。勝ち時計2分5秒7。
【IDM】37
【コメント】三浦皇成騎手「調教から携わり、日に日に良くなっていきました。馬場が悪くて走りづらそうにしていましたが、最後は前に出る根性を見せてくれました。まだ体の緩さ、口向きに幼さなどはあるけど、それは伸びしろだと思います」
【将来性】★★★  ※鹿戸調教師は「まだ子供だが成長すれば、いいところにいける。これからが楽しみ」と将来を期待した。馬場を気にしているような走りでバランスを崩す場面があったが、他馬が伸びれば、抜かすまいと伸び返す勝負根性はさすが。体がパンとすれば、面白い存在になる。

8月9日・新潟6R、2歳新馬=牝馬限定、芝1600メートル、不良馬場=18頭立て】
インフィナイト(牝、栗東・音無秀孝厩舎、父モーリス、母モルガナイト、母の父アグネスデジタル)490キロ、生産牧場=ノーザンファーム
【血統】半兄ブラックスピネル(父タニノギムレット)は東京新聞杯の勝ち馬。祖母タンザイナイトの子供、ダンビュライト(父ルーラーシップ)は重賞2勝、皐月賞3着馬。
【レースVTR】逃げ馬に主導権を譲り、4角2番手から最後の直線で楽に抜け出し、追い上げるベルヴォーグに2馬身半差をつけた。勝ち時計1分37秒5。
【IDM】36
【コメント】北村友一騎手「スタートが良く、二の脚もついて、楽な流れの中、好位で競馬ができて最後も脚が衰えなかった。センスのある馬です」
【将来性】★★★  ※JCダート馬アロンダイトが出た牝系でパワーにあふれる。不良馬場の中、軸がぶれないフォームでかなり長い脚を使ったことは高評価。瞬発力勝負に持ち込むより、前めから早めの仕掛けで持続力勝負に持ち込みたい。

8月9日・札幌5R、2歳新馬、芝1800メートル、良馬場=8頭立て】
オーソクレース(牡、美浦・久保田貴士厩舎、父エピファネイア、母マリアライト、母の父ディープインパクト)472キロ、生産牧場=ノーザンファーム
【血統】2015年エリザベス女王杯、2016年宝塚記念を制したマリアライトの初子。
【レースVTR】スタートひと息で、道中インの4、5番手。前半1000メートル通過が1分4秒6という超スローペースの流れを、直線で外に出してから鋭い反応で加速。最後は上がり最速3ハロン33秒9の瞬発力で2着シティレインボーに1馬身3/4差をつけた。勝ち時計1分51秒3。
【IDM】41
【コメント】ルメール騎手「能力がある。ゲートが遅くて、まだ子す。乗り味はすごくよかった。体もいいし、いい馬になれると思う。距離は2000メートルぐらいがいい」
【将来性】★★★★ ※母も手がけた久保田調教師は「体幹がしっかりしているところ、勝負根性は、さすがお母さんの子。道中は馬の後ろで我慢していい経験になった。楽しみです」と今後に期待した。行く気を見せていたが、前を壁にして折り合わせ、抜群の瞬発力。完成度も高く、気性も育成時に比べ大人に。切れとパワー兼備でいかなる条件でも走れそう。

※IDMとは…InDex Memoryの略称。JRDB社が開発した能力指数。馬場差やペース補正、それに出遅れ、レース中の不利、コースロス、馬場の悪い所を通ったなど記憶要素を元に算出。今年のダービー馬コントレイルのデビュー戦の指数は35、オークス馬デアリングタクトは39だった。

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