【G大阪】17歳FW唐山翔自、2発トップチームデビュー「10点満点です」

◆YBCルヴァン杯 ▽グループステージ第3節 Dグループ 湘南1―2G大阪(12日・ShonanBMWスタジアム平塚)

 G大阪のU―19日本代表候補FW唐山翔自(17)がトップチーム初出場となったルヴァン杯・湘南戦で2ゴールを奪い、勝利に貢献した。今季トップ昇格した高校3年生がチームの1次リーグ敗退が決まった中で訪れたチャンスに、いきなり結果を残した。

 次世代のストライカーが、トップデビュー戦でさっそくゴールの香りをかぎ分けた。前半12分、MF山本のFKに頭で合わせて先制。さらに同39分にもFW高木のラストパスを左足で押し込んだ。「自分は(運を)持っているな、と思う。点を入れて勝ったので、10点満点です」と、あどけない表情で自画自賛した。

 緊張のあまり、前日は「寝られなかった」と高校生らしさものぞかせたが、点を取るセンスは抜群だ。高校2年生でデビューしたJ3では、16歳345日のJ最年少ハットトリックをマーク。DFを出し抜く動き出しやポジショニングを武器に、昨季はJ3で8点、今季もすでに4点を奪い、トップチームでつかんだチャンスにいきなり結果を残した。

 G大阪U―23の森下仁志監督(47)からは、クラブOBで元日本代表FW大黒を参考にするようにアドバイスを受け、動き出しとゴールを奪うための準備の徹底を勉強中。この日の2点目は、パスが届く直前に相手DFが触れて軌道が変わった中で、きっちり左足で合わせ「2点目は気に入っている。自分の中では難しいゴール」と語るあたりに、ストライカーらしさをにじませた。

 宮本恒靖監督(43)も「1点ぐらい取るかなと思っていたけど。2点取るとは思っていなかった」と驚かせたトップデビュー戦。FW宇佐美やMF堂安=現PSV=ら、下部組織から次々と才能あるアタッカーを輩出するG大阪。そんな中でも異色といえる17歳“点取り屋”が、いきなりFWとしての存在価値を証明した。

 ◆唐山 翔自(とうやま・しょうじ)2002年9月21日生まれ。大阪府豊中市出身。17歳。幼稚園でサッカーを始め、G大阪のジュニア、ジュニアユース、ユースから今季トップに昇格。18年のU―16アジア選手権では5ゴールを挙げて大会得点王。今年7月にはU―19日本代表候補合宿に召集された。178センチ、65キロ。右利き。

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