【日本ハム】宮西尚生、ケガが生んだ外角スライダー 投球の幅も広がった

8回から登板した宮西尚生
8回から登板した宮西尚生

◆パ・リーグ ロッテ4―12日本ハム(12日・ZOZOマリン)

 日本ハムがロッテに12―4で勝利し、貯金を2とした。宮西尚生投手(35)が自身の持つ日本記録を更新する350ホールドを達成した。7―4の8回、6番手として登板。先頭に四球を与えたが、1イニング13球で無失点に封じた。プロ13年目の今季、21試合目で1勝無敗13ホールドで防御率2・25と安定感。20日には初の著書も出版される。

 宮西もケガとの戦いを経験してきた。15年オフに左肘クリーニング手術及び神経移行手術を受けた。16年シーズンは早期に1軍昇格となったが「普通のフォームでは投げられない」状態。苦肉の策としてある決断をした。「どうしよう、と思って肘を下げた。その場しのぎ。それがストライクが入る方法だった。それがたまたまハマった」

 この決断が、思わぬ副産物を生み出した。「サイドで投げ続けて、その時に初めて右打者への外スラ(外角のスライダー)を放るようになった」。もともと、右打者には外角直球と内角のスライダーで勝負してきたが、外スラは予想以上に効果を発揮した。この年、58試合で3勝1敗42ホールドポイント、防御率1.52と異次元の投球。「それだけで1年乗り切った。奇跡や。ホンマ。まさにケガの功名」と、振り返る。

 “外スラ”によって投球の幅も大きく広がった。「こういう配球もできるのかと。全然、変わった。それがその後の好調、成長の要因」。ピンチをチャンスに変える力が、鉄腕を支えている。

試合詳細

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請