【日本ハム】宮西尚生、350ホールド達成…記録更新続け「確実な1位の数字」目指す

350ホールドを達成し、お立ち台で記念のボードを掲げる日本ハム・宮西
350ホールドを達成し、お立ち台で記念のボードを掲げる日本ハム・宮西

◆パ・リーグ ロッテ4―12日本ハム(12日・ZOZOマリン)

 日本ハムがロッテに12―4で勝利し、貯金を2とした。宮西尚生投手(35)が自身の持つ日本記録を更新する350ホールドを達成した。7―4の8回、6番手として登板。先頭に四球を与えたが、1イニング13球で無失点に封じた。プロ13年目の今季、21試合目で1勝無敗13ホールドで防御率2・25と安定感。20日には初の著書も出版される。

 3つのアウトを取り、宮西は淡々とベンチへ退いた。8回。先頭に四球を与えたが動じない。「そもそもこの球場苦手っていうのもあったから計算済み」。代打・佐藤をスライダーで右飛。1死で迎えた角中には、137キロの直球で二ゴロ併殺打。打者3人13球で無失点。試合後には記念のパネルを手渡され、敵地のファンからも祝福された。

 「ホールドの価値を高める」。その思いが左腕を突き動かす。350ホールドは通過点。日本記録を更新し続けるが、ホールドは05年からセ、パ両リーグで導入された記録だ。球史をさかのぼれば、上には上がいる可能性もある。だから500ホールドを目標に掲げる。「確実な1位と認めさせる数字を作りたい。昔の人もそれくらい取ってたんじゃないのって言われるんやったら、500ホールド取ればいい。まず(通算)500登板が少ないからね」

 球種は直球とスライダーの2球種が主だ。少ない球種でも成績を残し続けられるのは、常人離れした思考力があるから。初対戦で安打を浴びたとしても、絶対に抑えなければならない今後の対戦を見据えた“まきえ”の場合すらある。

 20日には初の著書「つなぎ続ける心と力」が発売される。入団から救援一筋で生きてきた思考力、ノウハウなどを惜しみなく記した。「相手に読まれてもいいの?」と問われた左腕は、自信満々に答えた。「それはそれで。見たら逆に利用すればいいだけやから」。衰え知らずの左腕は、前人未到の記録を塗り替えていく。

  • 宮西初の著書「つなぎ続ける心と力」の表紙(廣済堂出版提供)

    宮西初の著書「つなぎ続ける心と力」の表紙(廣済堂出版提供)

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350ホールドを達成し、お立ち台で記念のボードを掲げる日本ハム・宮西
宮西初の著書「つなぎ続ける心と力」の表紙(廣済堂出版提供)
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