【札幌】鈴木武蔵、ベルギーに完全移籍…1部ベールスホットと複数年で大筋合意、13日にも契約

ベルギー1部のベールスホットに移籍することが分かった札幌・鈴木
ベルギー1部のベールスホットに移籍することが分かった札幌・鈴木
昨年の東アジアE―1選手権の中国戦で、日本代表として初ゴールを決めた鈴木武蔵(左、右は森島司)
昨年の東アジアE―1選手権の中国戦で、日本代表として初ゴールを決めた鈴木武蔵(左、右は森島司)

 J1札幌の日本代表FW鈴木武蔵(26)が、ベルギー1部のベールスホットに完全移籍することが12日、複数の関係者の話で分かった。クラブ間では複数年契約で大筋合意しており、交渉は大詰めの段階。早ければ13日にも契約が結ばれ、正式発表される。

 8月に入り、ベールスホットから正式オファーが届いた。札幌は鈴木サイドに意思を確認。かねてから海外移籍を視野に入れていた本人の希望を受け、話し合いを進めてきた。

 ベールスホットは昨季、2部リーグを制し、今季1部に昇格。9日の開幕戦ではオーステンデを2―1で破ったが、1部定着を目指すため、抜群のスピードを生かし、日本代表でも7試合1得点の実績を残す鈴木に白羽の矢を立てた形だ。

 鈴木は今季、クラブ史上初の開幕から3戦連続ゴールをマーク。7月8日のアウェー・鹿島戦で左太もも裏を肉離れして戦列を離れるも、復帰戦となった今月8日の清水戦でもFKで得点を挙げた。12日のルヴァン杯・横浜C戦はメンバーが大幅入れ替えされたため欠場したが、札幌にとって絶対的エースだ。

 戦力的には痛手も、鈴木は昨季の加入時から「目標は日本代表入りと海外挑戦」と公言してきた。その一つを達成した今、もう一つの夢を後押しすべく、クラブは断腸の思いながら異国へ送り出すことを決断した。札幌は15日にホームで川崎と対戦する。早期合流を希望するベールスホット側の意向次第で、同戦が国内でのラストマッチとなる可能性はある。

 昨季は13得点、今季もここまで5得点といずれもチーム最多ゴールを挙げるほか、ひとり親の小学生を対象としたサッカー教室やフードロス活動などピッチ外でも積極的に活動してきた。札幌に大きな功績を残した鈴木が、ベルギーの地で新たな戦いに挑む。

 ◆鈴木 武蔵(すずき・むさし)1994年2月11日、ジャマイカ生まれ。26歳。ジャマイカ人の父と日本人の母を持ち、幼少期に来日。群馬・桐生第一高から12年に新潟加入。その後、水戸、新潟、松本、長崎を経て19年に札幌へ完全移籍。昨年はJ133試合13得点、ルヴァン杯6試合7得点で準優勝に貢献。今季もJ1・4試合5得点、同杯1試合1得点。16年リオ五輪に出場し2試合1得点。19年3月にA代表初出場。同12月東アジアE―1選手権・中国戦でA代表初得点など7試合1得点。J1通算163試合36得点、J2同15試合2得点。185センチ、75キロ。右利き。

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