釣りガールの小野瀬みらいが一つテンヤのマダイ釣りに挑戦した。茨城・日立久慈港の報知指定・大さん弘漁丸から出船、日立沖を狙った。約1年ぶりの一つテンヤ釣りとあって勘を取り戻すまで時間が掛かったが、コツをつかむと小型ながらマダイを連発。大型は手にできなかったが、一つテンヤの釣りを思う存分、楽しんだ。
今回は、一つテンヤでのマダイ釣り。ほぼ1年ぶりです。ありがたいことに、毎回いろいろな釣りを経験させていただいてます小野瀬みらい。が、久しぶりとなると、釣り方を少々忘れがちなのが、私なのです…。果たして、こんな私でも釣れるのか(笑)
大さん弘漁丸は人気の船宿。取材した7月30日も平日にもかかわらず、私を含め12人が乗船。ソーシャルディスタンスを保ちながらの釣りになりました。日立久慈港を出て30分ほど走って、水深15メートルの釣り場に到着。小泉大輔船長の合図とともに皆さんはテンヤを投入しますが、私はまず釣り方を上乗りの茂木正二さんにエビ餌の付け方、誘い方などを教わりました。テンヤはオレンジのタングステン5号を選択。茂木さんによると実はテンヤは何色でもいいとのこと。ならば自分の好きな色を使うのが一番いいんじゃないかなぁ。
テンヤを投入。さあ、マダイのアタリが分かるか! ここがとても不安でしたが一投目からすぐにコンコン。アタリが竿を伝って手に響きます。それも一投目だけでなく何度も続きます。すぐに勘を取り戻してきましたが、ハリ掛かりしないのです。着底と同時にアタリが出て、餌を取られる。これの繰り返し。根気よく釣ることが重要になってきます。
この日は、朝から底の潮の流れが速く、着底がなかなか分かりづらかったです。その中でも運良くハリ掛かりに成功! しかし、掛かっていたのは、ショウサイフグ。餌を横取りしていた犯人はキミかぁ。次のアタリも着底と同時に来ました。今度はなにやら重い、これは、大きいぞ! しかし、合わせが甘かったみたいで痛恨のバラシ(涙)
あまりにもバラシが多いので、茂木さんにアドバイスをもらいながら釣っていると、私なりの釣り方を発見しました! 大きく竿をしゃくってから、ゆっくりとテンヤを落とし込む。コマセ釣りと少々似た動きをしてみました。するとこれまでにも増してアタリが多くなり、小型ながらもマダイを続けて釣ることができました。そしてついに0・4キロ級のマダイをゲット!
こうなったら大ダイを上げたい。すると着底と同時になにか根がかりのような手応え。しかし、リールは巻ける。根掛かりとは違う。魚だ。バラさないように丁寧に巻き上げていると、フワッ、重みが抜けました。確認してみるとリーダーが切れていました。船上に私の「悔しい~」との声が響き渡ったところで小泉船長から終了の合図。大ダイを釣り上げることはできなかったけど最終的にマダイは10尾釣りました。やっぱりテンヤ釣りって楽しいなって、めちゃくちゃ感じました。また好きな釣りが増えました(小野瀬みらい)
このほか以下の船宿からも乗合船が出る。
那珂湊港源丸(TEL029・265・7718)
大洗港昭栄丸(TEL029・267・5396)
鹿島港植田丸(TEL0299・82・3773)
外川港大盛丸(TEL0479・23・3362)
飯岡港太幸丸(TEL0479・63・1902)
大原港松栄丸(TEL0470・62・0571)
西川名港竜一丸(TEL0470・29・0605)
洲崎港第2美吉丸(TEL090・7008・0802)
保田港弥生丸(TEL0470・55・0747)
腰越港孝太郎丸(TEL0467・31・1344)
茅ケ崎港ちがさき丸(TEL0467・86・1157)
早川港平安丸(TEL0465・22・0676)
◆めも マダイ釣りの近況、乗合船は日立久慈港大さん弘漁丸(TEL0294・52・3504、HP参照)。乗合船は午前4時45分集合。料金はエビ餌1パック、氷、昼食付きで1万1000円。毎週土曜日は午後船あり。駐車場完備。
◆小野瀬みらい(おのせ・みらい) 1992年3月16日、東京都生まれ、28歳。女優として舞台を中心に活動する一方で、2014年から約4年間、釣りビジョン「大漁! 関東沖釣り爆釣会」に出演した。「今後のイベントや番組出演情報などはツイッターでお知らせしています。チェックしてみてください」