【中日】根尾昂、17打席目でプロ初安打…支えてくれた人たちに「感謝したい」

9回無死一塁、根尾は右前にプロ初安打を放つ
9回無死一塁、根尾は右前にプロ初安打を放つ

◆JERAセ・リーグ 広島1―8中日(11日・マツダスタジアム)

 中日・根尾は膝下のボール球を強引に右前へ運んだ。9回無死一塁。DJ・ジョンソンのチェンジアップに体勢を崩されながらバットを振り抜いた。昨季9月のデビュー以来17打席目で飛び出した待望のプロ初安打。試合後は「ドラゴンズに入ってからたくさんの人にお世話になった。その人たち全員に感謝したい」と、真面目な根尾らしく頭を下げた。

 まさに産みの苦しみだった。今季初出場の4日のDeNA戦(横浜)から14打席で9三振。一線級投手を前に代名詞のフルスイングで応戦したが、結果がついてこなかった。5試合ぶり「2番・中堅」でスタメンだったこの日も4打席目まで無安打ともがき、ようやく「H」ランプをともした。

 昨季はわずか2試合の1軍出場。休日も立石2軍野手総合コーチをナゴヤ球場に来てもらい、バットを振り続けた。同コーチの「あのイチローでも3年目から活躍した。今は基礎を作る時」という言葉を胸に秘め、1月の平田との米国自主トレでは連日1キロの塊肉に食らいつき、けがにも負けない強固な体を作り上げた。

  • 根尾のプロ全打席

    根尾のプロ全打席

 根尾は「チャンスをものにするだけ。今日で終わらないように打ち続けたい。ホテルに帰ったらまずは両親に電話して初安打のボールは両親に渡したい」。大阪桐蔭で春夏連覇の栄光をつかみ、4球団競合の末入ったプロの世界。18年ドラ1のスターが輝き始める。(長尾 隆広)

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