【甲子園】広島新庄・明光竜之介がV打…母に迫田前監督に「甲子園で恩返しがしたかった」

5回1死二塁、広島新庄・明光が勝ち越し適時二塁打を放つ
5回1死二塁、広島新庄・明光が勝ち越し適時二塁打を放つ
天理を破りエアタッチで喜ぶ秋山(左から2人目)ら広島新庄ナイン
天理を破りエアタッチで喜ぶ秋山(左から2人目)ら広島新庄ナイン

◆2020年甲子園高校野球交流試合第2日(11日) ▽第1試合 天理2―4広島新庄

 広島新庄は明光(みょうこう)竜之介の“恩返し打”が決勝点をたたき出した。2―2の5回1死二塁。高めのストレートを振り抜き、右中間への適時二塁打。「打った瞬間、いい所に落ちると思った。甲子園で恩返しがしたかった」と胸を張った。

 恩返ししたい人が2人いた。1人は今春退任した前監督の迫田守昭氏(74)。センバツ中止により、春夏通算6度目(広島商で2度)の甲子園指揮が幻に終わった名将は、広島商時代の教え子・宇多村聡監督(33)にバトンタッチ。明光は迫田氏の在任中を振り返り「よく怒られた。1打席凡退しただけで落ち込んだり、ゴロで一塁まで全力疾走しなかったりして…。反発もしたけど、今思うと僕に期待してくれていたからだと思う」と感謝した。

 もう一人は女手一つで育ててくれている母・いづみさん。全国レベルのやり投げ選手だった母から教わった筋トレを実践し、無観客の甲子園の保護者席で母が見守る中、快音を響かせた。「甲子園でも自分のプレーをしっかりしなさい、と言われた。見に来てくれて、目の前で打てて良かった」。高校生活最後の夏に、これまでの感謝を会心の決勝打で伝えた。(田村 龍一)

試合詳細
5回1死二塁、広島新庄・明光が勝ち越し適時二塁打を放つ
天理を破りエアタッチで喜ぶ秋山(左から2人目)ら広島新庄ナイン
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