俳優の菅田将暉(27)と女優の小松菜奈(24)が11日、都内で行われたダブル主演映画「糸」(21日公開、瀬々敬久監督)の完成報告会に出席した。
中島みゆき(68)の代表曲「糸」の詞の世界を描いたラブストーリー。当初は4月に公開予定だったが、緊急事態宣言を受けて延期に。4か月遅れのイベントに登壇した菅田は「舞台あいさつに慣れていたはずなのに、今日は久しぶりで緊張する。中島みゆきさんの歌詞の通り巡り合いの日々だと感じた」とかみ締めた。
菅田と小松は、3度目の映画共演。司会者から互いに以前と変わった点を聞かれ、菅田は「いっぱい差し入れしてくれるようになった。エキストラがいっぱいいる寒い日に撮影があった時もスタッフに『豚汁ができないか。食材を調達します』と相談して、バリバリのキャリアウーマンをしていた。かっこよかった」。小松も父親役を演じた菅田に対し「(子役と)一緒になって全力で走っていた。いいお父さんになるんだろうなと思った」と振り返った。