【こちら日高支局です・古谷剛彦】秋へ飛躍誓う女の戦いは必見だ あすブリーダーズGC発走

 本州で報道されている酷暑に比べるのは申し訳ないが、11日の北海道は30度は超え、普段より湿気もあり、涼しい気候に慣れていた体には堪える1日だった。北海道にもようやく、夏らしい暑さが来た。今週のホッカイドウ競馬は、牝馬による交流重賞「ブリーダーズゴールドカップ」(13日)を含む3つの重賞が組まれている。本来なら、「夏のケイバまつり」と題し、門別競馬場が最も盛り上がる1週間のはずだが、無観客開催が続く状況下で寂しい限り。しかし、関東オークスを制したレーヌブランシュ(牝3歳、栗東・橋口厩舎)や、3年連続出走のプリンシアコメータ(牝7歳、美浦・矢野厩舎)、TCK女王盃の覇者であるマドラスチェック(牝4歳、美浦・斎藤誠厩舎)など、秋への飛躍を誓う女の戦いは必見だ。個人的には、レーヌブランシュを◎とした。

 牝馬限定になった14年以降、3歳馬の勝利はない。しかし、関東オークスを勝って挑んだ馬は5頭が出走し、【0221】と複勝率は高い。例年より強力な古馬が少ない印象の今回は、3歳馬による戴冠を期待したい。地元期待は、牝馬重賞を連勝しているクオリティスタート(牝6歳、北海道・角川厩舎)になるが、本質的に距離が長く、善戦できれば…というところか。

 この日は、短距離重賞「エトワール賞」が最終レースに組まれており、快速牝馬・アザワク(牝3歳、北海道・角川厩舎)や、連覇を狙うジョウラン(牡4歳、北海道・田中淳厩舎)、中央オープンでの実績があるニットウスバル(牡8歳、北海道・佐久間厩舎)などが出走する。

 そして、12日は、2歳牝馬による「フルールカップ」が行われる。一昨年がアークヴィグラス、昨年はコーラルツッキーと、2年連続で交流重賞「エーデルワイス賞」の勝ち馬を輩出しており、こちらも目が離せない。この世代がラストクロップとなるサウスヴィグラス産駒が3頭出ており、スタートセンスが抜群のトンデコパ(牝2歳、北海道・田中淳厩舎)に個人的には期待をしている。(競馬ライター)

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