【埼玉】創部3年目の浦和麗明が夏初勝利 昨秋4強川口市立撃破

創部3年目で夏の大会初勝利を挙げた浦和麗明ナイン
創部3年目で夏の大会初勝利を挙げた浦和麗明ナイン

◆高校野球代替大会▽埼玉2回戦 浦和麗明5―3川口市立(10日・県営大宮)

 創部3年目の浦和麗明が昨秋県4強の川口市立に逆転勝ちし、夏の大会初勝利を挙げた。初回1点を先制されるが、その裏に小畑拓也(3年)の適時打で追いつくと磯辺葵生(あおい、3年)の犠飛で勝ち越し。2回以降も好機を逃さず加点した。先発のエース右腕・沢野想太(3年)は初回に味方の失策で1点を失うも、キレのある直球を両サイドに投げ分けて5回を1安打2失点で乗り切り、最後は左腕・市川峻大(3年)が相手の反撃をしのいで逃げ切った。

 浦和麗明は17年の共学化に伴い、野球部を創部。現3年生が第1期の部員となる。夏初出場の昨年は初戦で西武台に7回コールド負けを喫しており、この日が記念すべき夏初勝利となった。創部時からチームを率いる佐藤隼人監督(36)は「初勝利とあってホッとしています」と笑顔。主将の今井元気(3年)も「監督に1勝をプレゼントしたかったですし、うれしいです」と素直に喜んだ。

 昨年6月には、さいたま市内のグラウンドが全面人工芝化されるなど施設も整い、部員も3学年で94人を数えるほどになり着々と力をつけてきた。夏初勝利をと意気込んでいた時、コロナ禍で甲子園大会が中止に。代替大会の開催が決まると佐藤監督はラインを通して全部員に「3年生で戦う」と伝えた。「やめないと決めたので最後までやりきろう」と今井。39人中38人の3年生が残り、登録メンバー20人にも3年生を並べて特別な夏に臨んだ。

 念願の夏1勝をつかんで、チームは勢いづく。沢野が「次の試合も全員で盛り上げて勝ちたい」と言えば、今井も「全力で挑戦したい」と声を弾ませた。

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