島根・立正大淞南高で88人がコロナ感染 サッカー部の寮でクラスター発生

スポーツ報知
立正大淞南高地図

 島根県と松江市は9日、新型コロナウイルスに92人が感染したと発表した。うち88人は、8日に生徒の感染が判明した私立立正大淞南高(同市)の男子生徒86人と男性教員2人。県と市はサッカー部の寮でクラスター(感染者集団)が生じたとしており、異例の規模。県内での感染確認は123人となった。

 島根県と松江市によると、9日に新型コロナ感染が確認された立正大淞南高の生徒86人のうち80人は、サッカー部の寮に入っている。陽性が判明した教員2人も、同部関係者。

 立正大淞南高の担当者は9日深夜、取材に対し、新たな感染者が生じたことを認めた上で「今後の対策を検討している最中だ」と述べるにとどめた。同校は全校生徒数が約300人。7日が終業式だった。

 男女共学の同校はスポーツ強豪校として知られる。なかでも、元日本代表の岡野雅行(48)を輩出したサッカー部は、正月の全国高校サッカー選手権大会の出場回数は18回を数え、第89回大会(2010年度)では全国3位。昨年度の第98回にも出場した。全国高校総合体育大会では11年、12年、15年に3位。18年連続でプロ選手を出している。昨年の部員数が131人。

 硬式野球部も夏の甲子園に2度出場しており、09年の第91回大会ではベスト8だった。野球部OBには2010年ドラフト2位で広島に入団した中村恭平投手(31)がいる。ライフル射撃部やマーチングバンド部も複数回全国大会に出場している。

 島根県内の感染者数はこれまでで31人だったが、約3倍の感染者が確認され、合計123人となった。これまで国内で判明したクラスターの1日の最多人数は、3月28日に判明した千葉県の福祉施設での57人だった。

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