巨人の宮国椋丞投手(28)が9日の中日戦(ナゴヤD)で先発する。1軍では17年9月5日の中日戦(松本)以来、1069日ぶり。宮本投手チーフコーチは、救援投手が1番手として先発し、本来の先発投手・今村が2番手で待機する「オープナー」と説明した。
宮国は今季13登板で16イニング、17奪三振、防御率2・81。6日の阪神戦(甲子園)で3者連続を含む4奪三振、2回無失点と好投し、先発抜てきが決まった。宮本コーチは「宮国は去年の納会の時に智之(菅野)と僕のところに来たんですよ。先発をやりたいと。明日はいけるところまで。せっかくのチャンスだしね」と期待。チームは10、11日と2日間、試合がなく「全ての人員をつぎ込んでいきます」と総動員で臨む。
宮国は「初回から全力で飛ばしていきたい。後ろにしっかりバトンを渡せるように」とコメントした。