【楽天】田中和基、適時二塁打で26歳誕生日祝った「チャンスで打てて良かった」

2回、適時二塁打を放った楽天の田中
2回、適時二塁打を放った楽天の田中

◆パ・リーグ 楽天4―2ソフトバンク(8日・楽天生命パーク)

 同率首位で並んでいた楽天は4―2でソフトバンクに競り勝ち、単独首位に浮上した。2回、田中和基外野手(26)が右翼線へ適時二塁打。この日、26回目の誕生日を迎えた若武者が、プロ初となる“バースデー打”で勝利に貢献した。

守備でも救った 体勢を崩されながら、田中が懸命にバットを振り切った。2回に1点を先制し、なおも2死三塁の好機。相手先発・二保の内角低めの変化球に食らいついた。右翼線に上がった白球は、価値ある適時二塁打。今季初打点をマークし「チャンスで打てていなかったので、チャンスで打てて良かった」と手応えをにじませた。

 守備でも魅せた。両軍無得点の初回2死二塁。中村晃の鋭いライナー性の打球が、右中間を襲った。もしも抜ければ先制点を献上するという局面、センター定位置から背走しながら半身になり、最後はジャンプしてフェンス手前で好捕。スピードスターが超美技で、チームの危機を救った。

 この日は26回目の誕生日。球場入りすると、球団のマスコットキャラクターの「スイッチ」や球団職員が待ち構えて“サプライズ”で祝福した。さらに球団は試合前の練習中、派手な演出で記念日を祝った。球場内のオーロラビジョンに田中の顔写真とともに英語で「誕生日おめでとう」の文字が映し出されると、球場中から大きな拍手が送られた。プロ4年目で初めて誕生日にタイムリーを放ち、ファンの期待にも応えた。

 昨季は左手首を骨折し、59試合の出場に終わった。今季は開幕から2軍暮らしが続き、4日に1軍に合流したばかり。「昨年もその前も、結果が出ないことより、試合に出られないことの方が悔しい」とメラメラ闘志を燃やす。シーズンはまだまだこれから。26歳になった18年新人王の逆襲が始まる。(高橋 宏磁)

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