【南北海道】札幌第一・エース山田翔太が完投で8年ぶり決勝「全員で笑って高校野球を終わりたい」

勝利の瞬間、叫びながらマウンドを駆け降りる札幌第一の山田
勝利の瞬間、叫びながらマウンドを駆け降りる札幌第一の山田

◆高校野球 南北海道代替大会 ▽準決勝 札幌第一4―1札幌大谷(8日・札幌円山)

 南北海道では準決勝2試合が行われた。札幌第一は4―1で札幌大谷を下した。エース山田翔太(3年)が5安打1失点で完投。優勝した2012年以来、8年ぶりに決勝に進んだ。昨夏準Vの札幌国際情報は9―5で駒大苫小牧に勝利、初の頂点に王手をかけた。3―5の8回、打者11人の猛攻で6点を奪い逆転。公立校としては22年ぶりとなる2年連続決勝進出を果たした。決勝は今日9日に開催される。

 札幌第一の先発右腕・山田翔太主将がエースの意地を見せた。6日の準々決勝・立命館慶祥戦では先発したが、7失点で3回途中に降板。救援・帯川翔宇(2年)の粘投と打線の奮起で逆転勝ちした。7日はポール間ダッシュ6往復で体の切れを取り戻したという背番号1は「前の試合は打線に助けられた、今日は自分の投球で流れを作りたかった」と気迫満点のピッチング。5安打、6奪三振、最少失点で完投勝ちを収めた。

 打線で好援護したのは、先発唯一の2年生、6番・川口友翠(ともせ)。中学時代も、山田と同じ札幌新琴似シニアで日本選手権8強を経験した後輩が「少しでも先輩たちの手助けをしたかった」と2回無死一、二塁で左翼線へ先制の2点二塁打を放った。山田は「後輩に援護してもらい、自分が打たれるわけにいかない」と、さらにギアを上げた。

 決勝で当たる札幌国際情報には昨秋の地区3回戦で対戦し2―3で惜敗。山田は先発したが、4回に久保田に先制ソロを浴びリズムを崩した。「借りを返し、3年生全員で笑って高校野球を終わりたい」と8年ぶりVを誓った。(小林 聖孝)

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