【大阪】大阪桐蔭の2年生・関戸康介が自己最速更新154キロで3回無安打5K…中学時代に軟式でMAX146キロ

大阪桐蔭・関戸は7回から登板し、3回を1失点に抑えた(カメラ・豊田 秀一)
大阪桐蔭・関戸は7回から登板し、3回を1失点に抑えた(カメラ・豊田 秀一)

◆高校野球 大阪代替大会 ▽5回戦 大阪桐蔭9―4上宮太子(7日、シティ信金スタ)

 大阪では、大阪桐蔭の関戸康介投手(2年)が自己最速の154キロをたたき出し、3回を無安打1失点に抑えた。履正社は元阪神内野手・関本賢太郎氏の長男・勇輔捕手(3年)が公式戦で初めて4番を外れたが、3安打2打点と奮起。ベスト8に進出した2強が、最終の準決勝で対戦する可能性が出てきた。

 大阪桐蔭の2年生右腕、関戸がマウンドで躍動した。4点リードの7回から3番手で登板。先頭に四球を与えるも、クリーンアップを迎えてギアを上げた。3番打者を空振り三振に斬ると、4番への5球目にロッテ・スカウトのスピードガンで自身最速を3キロ上回る154キロをマーク。空振り三振を奪い、続く打者も空振りの3者連続三振に打ち取った。

 2年生では、13年夏の愛媛大会で安楽智大(現楽天)、18年秋の岩手大会で佐々木朗希(現ロッテ)が157キロを計測しているが、それに迫る剛球を披露。しかし、「球速よりもチームが勝つために投げた。その上に自分の結果がついてくると思う」と冷静に3回無安打5奪三振1失点の投球を振り返った。

  • 公式戦で150キロ以上をマークした主な2年生投手

    公式戦で150キロ以上をマークした主な2年生投手

 明徳義塾中3年時に軟式球で146キロを計測。大阪桐蔭入学時は「スーパー1年生」と呼ばれた。今年3月の練習試合で打席に立った際に右手中指の先端を骨折。5月上旬から投球練習を再開したばかりだった。プラス思考を意識している右腕は「腕もよく振れて指の違和感はないです。逆に良くなったと思う」と笑顔を見せる。この日も指のかかりは良く、得意の「投げてみないとタテかヨコか分からないスライダー」のキレは抜群だった。プロ4球団が視察する前での堂々とした投球に、ソフトバンク・宮田スカウトは「2年生の中では抜けている。来年十分(ドラフトに)入る」と目を細めた。

 準々決勝以降の組み合わせが決まり、次戦に勝てば10日の準決勝で履正社と当たる可能性が浮上した。「最後は(履正社に)勝っていい形で甲子園に入りたい」。同日開幕する甲子園交流試合を前に、宿敵との対戦を熱望した。(森脇 瑠香)

 ◆関戸 康介(せきど・こうすけ)2003年4月14日、長崎・佐世保市生まれ。17歳。広田小1年から軟式の「セインツジュニア」で始める。6年時にホークスジュニアでプレー。明徳義塾中では3年夏の全国大会で準優勝。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。球種はカーブ、スライダー、チェンジアップ。179センチ、80キロ。右投右打。

全国の試合結果
大阪桐蔭・関戸は7回から登板し、3回を1失点に抑えた(カメラ・豊田 秀一)
公式戦で150キロ以上をマークした主な2年生投手
すべての写真を見る 2枚

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請