轟二郎さん死去　大腸がん　６５歳　「永遠のチャレンジボーイとして、天国でも様々な挑戦を」

　日テレ系の人気バラエティー「びっくり日本新記録」での熱演でお茶の間の人気を博したタレントの轟二郎（とどろき・じろう、本名・三浦康一＝みうら・こういち）さんが８月２日に大腸がんで亡くなったことが６日、轟さんの公式ブログで公表された。６５歳だった。

　ブログには「大腸癌を患ってから１年半程の闘病の末でした」と記され、「今後は、永遠のチャレンジボーイとして、天国でも様々な挑戦をしてくれていることと思います」とつづられた。葬儀は６日に親族のみで執り行われた。

　轟さんは静岡県三島市出身。日テレの「金曜１０時！うわさのチャンネル！！」をきっかけに人気を集め、「びっくり日本新記録」ではスタントマン時代の経験を生かした体当たりな奮闘で視聴者を魅了。「チャレンジボーイ」として番組の顔的存在となった。

　東京１２チャンネル（現テレビ東京）の視聴者参加型番組「ドバドバ大爆弾」でも「さぁ～、１００万円！１００万円！」とのかけ声で盛り上げ、元気印として存在感を発揮。俳優としては映画「セーラー服と機関銃」やフジテレビ系のドラマ「翔んだカップル」などに出演した。

　人々の記憶に残る男が、天国に旅立った。