【楽天】ドラ1小深田大翔、先制V打&猛打賞の大暴れで首位タイ導いた

5回、先制の中前適時打を放つ楽天の小深田
5回、先制の中前適時打を放つ楽天の小深田

◆パ・リーグ 楽天6―0ソフトバンク(5日・楽天生命パーク)

 楽天が、ソフトバンクと同率で首位で並んだ。ドラフト1位ルーキーの小深田大翔内野手(24)=大阪ガス=が5回の決勝打を含む3安打の活躍。切り込み隊長がプロ初の猛打賞の大暴れで、チームは7月23日以来となる首位となった。

 4回まで両軍とも無得点と、息詰まるような投手戦。うだるような暑さの中で行われた首位攻防戦の均衡を破ったのは、ルーキーだった。5回1死三塁。小深田が相手先発・和田の外角スライダーを、はじき返し中前適時打。「内野が前進していた。強い打球を打とうと思って打席に入った」とうなずいた。

 新人に負けてはいられないとばかりに、打線がつながった。続く鈴木大が左前打で1死一、三塁とするとブラッシュが中犠飛。浅村がしぶとく左前打を放つと、2死一、三塁で島内が右前適時打。一挙3点を奪った。

 一夜で、沈んだ気持ちを切り替えた。4日のソフトバンク戦に「1番・遊撃」で先発。初回に1点を先制され、なおも2死一、二塁の場面で平凡なゴロを捕球したが、二塁へ悪送球。一気に一塁走者までが生還した。「今日は、昨日の試合を取り返そうという気持ちをしっかり持って、やっていました」。

 まさに有言実行で、猛打賞の活躍を見せた若武者について三木肇監督(43)は「起きること全てが財産。力になると思う。失敗した経験、いろんなことを含めて力にしないといけない」と期待を寄せた。

 先発・涌井は9回1死まで無安打無得点。9回1死、代打・川島に中前安打を浴びたが、試合後には右腕から「あそこ取れよ」と言われたという。右腕からの厳しめのエールも、期待の表れ。ドラ1ルーキーは、あらゆる経験を糧に、成長を続ける。(高橋 宏磁)

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