攻撃のスイッチを入れるエベラウド 鹿島を活性化…「InStat Index」データから読み解くJリーグ

 
 

 スポーツ報知では2020年シーズン、データ分析会社「InStat」(【HP】www.instatsport.com 【Twitter】@InStatFootball)協力のもとで、さまざまなデータからJリーグを「読み解く」企画をお届けする。中でも同社が独自に算出する総合値「InStat Index」(I・I)に、選手のパフォーマンスを評価する指標として注目していく。8月1日に行われたJ1リーグ8節のI・Iの上位5傑は以下の通り。

 ◆InStat Index5傑(第8節)

1位 札幌 荒野 379

2位 鹿島 エベラウド 372

3位 川崎 大島 341 

4位 神戸 西 322

5位 鳥栖 松岡 320

 今節は上位2位が抜けた数字をたたき出した。今回は、アウェーの大分戦でハットトリックを達成し、4―1の勝利に貢献した2位の鹿島FWエベラウドに注目したい。得点数(3)、枠内シュート率(3/3)が目立ったデータになるが、攻撃時チャレンジ回数が17回と多い。監督を交代し、大幅にメンバーを入れ替え、新チーム作りを進める段階において、攻撃のスイッチを入れる選手が明確になるのは傾向としては悪くない。

 鹿島は伝統的に、戦術的にボールを失うことを毛嫌いするクラブ。確実性を高めてボールをつなぎ、ゴールに迫っていく。その弊害が出たのがここ数年で、トライするパス、プレーが減り、勝ち切れない試合が増えた。そこで今季は、エベラウド、ファンアラーノらチャレンジできる、変化をつけられる助っ人を補強。新加入選手を含め、11人もの選手を迎え入れた。開幕の連敗で出遅れたが、エベラウドのチャレンジ数をとっても、狙った方向に進んでいることが分かる。

 エベラウドは今季5得点目で、得点ランク2位タイに浮上した。チームメートとコミュニケーションを頻繁に取っており、今後は攻撃時チャレンジ成功率(5/17)が上昇してくれば、「核」としての活躍が期待できるだろう。

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