【巨人】菅野智之が先導、チーム先発防御率12球団トップ…球団史上初の快挙へ6連戦先陣

阪神戦に向け、新神戸駅に到着した菅野(カメラ・橋口 真)
阪神戦に向け、新神戸駅に到着した菅野(カメラ・橋口 真)

 巨人の菅野智之投手(30)が3日、先発する4日の阪神戦(甲子園)に向け決意を示した。貯金「10」で首位を走るチームは、開幕から36試合を消化して先発防御率が12球団トップの3・14と抜群の安定感を誇る。球界屈指の「先発王国」を先導するエースは、ここまで5勝0敗、防御率1・69。球団史上初となる、自身2度目の開幕投手からの開幕6連勝を目指し、6連戦初戦のマウンドに上がる。

 万全の準備を整えた。菅野は4日の阪神戦(甲子園)先発に向け、チームメートと新幹線で移動。「阪神も勢いがあり、大量得点する力があるので、無駄な四球、無駄な進塁を防いで丁寧に投球していきたいです」とコメントした。相手打線は先週、神宮で1試合20得点を記録。6連戦初戦のマウンドへ気を引き締めた。

 今季は5勝0敗、防御率1・69。勝利、防御率、勝率でリーグトップに立つ。エースが先導する巨人の先発防御率は、リーグトップの3・14。12球団で見ても1位で、2点台も視野に入る。菅野、田口、サンチェス、戸郷、メルセデス、桜井の開幕ローテで始まり、サンチェスが右肩痛で離脱すると今村や畠が力投。桜井が再調整で登録抹消になったが、先発陣の奮闘が首位のチームを支えている。

 好成績の要因は攻めの投球にある。宮本投手チーフコーチが「先発陣のテーマは初球ストライク率を高めること」と意思統一。全体的にボール先行の“自滅”が少ない。同コーチが「彼の投球、背中の18番を見て他の投手がついていく」と信頼する菅野を筆頭に、先発陣は9イニング平均2・83四球と制球が安定。リリーフ陣と合わせても与四球109はリーグ最少だ。

 投手陣の先頭に立って引っ張る菅野は、快挙も視野に入る。巨人で開幕投手を務めて開幕6連勝以上したケースは沢村栄治、スタルヒン、江川卓、斎藤雅樹、菅野(14年)の5度だけ。今回開幕6連勝を飾れば、86年の歴史がある球団史上初の、2度目の「開幕投手から開幕6連勝」となる。

 チームは球界屈指の先発陣と安定したリリーフ陣、強力打線がかみ合って貯金「10」。2位と4ゲーム差をつけて首位を走る。今週は甲子園、ナゴヤDのロード6連戦初戦。エースが先陣を切る。(片岡 優帆)

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