【神戸】代名詞のパスサッカーから一転、ロングボール駆使して逆転勝ち

◆明治安田生命J1リーグ 第8節 神戸 3―2 札幌(2日・札幌ドーム)

 神戸は3―2で札幌との撃ち合いを制し3試合ぶりの白星を手にした。相手の堅い守備の前に序盤は主導権を握られたが、持ち前のパスサッカーから一転、ロングボール主体の攻撃で流れをつかみ逆転勝ち。起点となったFWドウグラスが1得点1アシストと攻撃陣をけん引した。

 新オプションが真価を見せた。1点を追う前半31分。後方からのフィードにドウグラスが競り勝ちMF山口の同点弾をアシストすると、同45分には元スペイン代表MFイニエスタの高精度ロングパスをMF西が中央に折り返し、最後はドウグラスが押し込んだ。

 「我々にはドウグラスという前線でボールを収められる選手がいる。(ロングボールは)プランに入っていた」とフィンク監督(52)。さらに「ゴール以降は中盤でもスペースが空いた。うまくいって良かった」と、ロングボールを警戒した札幌のDFラインが下がった分、スペースが生まれたと振り返った。

 イニエスタを中心としたパスワークがチームの代名詞だが、ドウグラスの高さと強さを最大限に生かした戦い方もできるのが今季の強みだ。一方、2得点した山口は「長いボールを徹底するのか後ろからつなぐのか、あいまいなところもあった。もう少し上手く使い分けできれば」と反省も忘れなかった。2つの攻撃パターンをもっと柔軟に、かつ洗練させることができれば、リーグ2位の総得点(61)を記録した昨季以上の攻撃力を発揮することもできるはずだ。

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